キャスリン・ニュートンの原点はあのホラー映画!『ザ・スイッチ』監督絶賛の入れ替わり演技でみせる新境地に注目!
- Fan's Voice Staff
ブラムハウス・プロダクションズによる“未体験!入れ替わりホラー”『ザ・スイッチ』に出演するキャスリン・ニュートンは、マーベル映画への参戦も決定し大注目の若手演技派です。
『ザ・スイッチ』は、『透明人間』(20年)、『アス』(19年)、『ゲット・アウト』(17年)などでハリウッドを席巻する製作会社ブラムハウス・プロダクションを牽引するジェイソン・ブラムと、『ハッピー・デス・デイ』シリーズのクリストファー・ランドン監督による”ボディスイッチホラー”。ニュートンは、連続殺人鬼の中年男・ブッチャーと身体が入れ替わってしまう気弱で冴えない女子高生のミリーを演じています。
バラエティ誌の”パワー・オブ・ヤング・ハリウッド”(2017年)に名を連ね、『スリー・ビルボード』(17年)、『名探偵ピカチュウ』(19年)での好演が記憶に新しいニュートンは、子役からキャリアをスタートさせ、映画のほか『スーパーナチュラル』(14年~)などテレビシリーズへの出演やモデル活動など幅広く活躍。”若手のためのオスカー”とも呼ばれるヤング・アーティスト賞を2度受賞しており、特に第34回ヤング・アーティスト賞長編映画部門で最優秀主演女優賞を獲得した際の作品は、奇しくも本作と同じくブラムハウス・プロダクションによる大ヒットシリーズの『パラノーマル・アクティビティ4』(12年)。同作の監督・脚本もクリストファー・ランドンが務めており、『ザ・スイッチ』は二人にとって2度目のタッグとなりました。
キャリアにおけるターニングポイントのひとつとなった作品のスタジオおよび監督との再タッグにあたり、「ブラムハウスの人たちと、ホラーの巨匠、クリストファー・ランドンと再会できるのがとても嬉しくて。『ザ・スイッチ』は完璧な作品になるに違いない、と思った」と語るニュートン。ところが、女子高生の身体に入れ替わった連続殺人鬼という役には苦戦したそうで、「とにかくどうすればいいのか見当がつかなかった。役作りの参考になる作品もキャラクターも思い浮かばなかったほど。本作の役作りにおいてはクリストファー・ランドン監督の指導が唯一の頼りで、監督がいたおかげで自信も芽生えた。クルーも私のことを信じてくれた」と振り返っています。
一方ランドンは、ニュートンがミリーとブッチャーを軽々と演じ分けたと言い、「ふたりを演じ分けるのは簡単ではないが、キャスリンはものすごくうまくやってくれたと思う。ミリーの体や動きを巧みに操って、怖くて恐ろしい別人に変えている。映画序盤にキャスリンが演じるミリーと、入れ替わってから演じるブッチャーのコントラストは、すごく鮮やかで効果的だ。彼女は役者として勇敢で、その点をすごく尊敬している」と称賛を送っています。
先月、マーベル・シネマティック・ユニバースの『アントマン』シリーズ第3作目で主人公スコット・ラング/アントマンの娘キャシー・ラング役に抜擢されたことが明かされ、今後さらなる注目が期待されるニュートン。アカデミー賞作品から世界的人気ゲームの実写化作品、さらには出演を熱望していたヒーロー映画への参戦へと、確かな演技力を武器にどんどん活躍の幅を広げる一方、自身の飛躍のきっかけとなった『パラノーマル・アクティビティ4』以来久々に、原点ともいえるホラー映画で新境地を開拓してみせた本作での怪演は必見です。
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『ザ・スイッチ』(原題:Freaky)
女子高生のミリー(キャスリン・ニュートン)は、今日も憂鬱な一日をやり過ごそうとしていた。家では夫と死別した悲しみを紛らわすかのようにアルコールに溺れる母と、警察官の姉の板挟み。学校では、嫌がらせのターゲットにされ、我慢を強いられる日々。親友のナイラ、ジョシュと過ごす時間が、わずかな慰めだった。その日の夜、アメフトの応援後に無人のグランドで、母の迎えを待っていたミリーに、邪悪な影が忍び寄る。連続殺人鬼ブッチャー(ヴィンス・ヴォーン)が、鳴り響く雷鳴とともに短剣を突き刺したとき、異変が起こる。ふたりは入れ替わってしまったのだ。24時間以内に入れ替わりを解除しなければ一生元の身体に戻れない状況の中、殺戮を企てるブッチャーからミリーは身体を取り戻すことはできるのか?女子高生と連続殺人鬼がぶつかり合う、長い長い夜が幕を開けようとしていた……。
監督/クリストファー・ランドン
製作/ジェイソン・ブラム ほか
出演/ヴィンス・ヴォーン、キャスリン・ニュートン、アラン・ラック ほか
全米公開/2020年11月13日(金)
日本公開/2021年1月15日(金)全国ロードショー!
配給/東宝東和
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