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2020.12.16 18:00

『ビルとテッド』ハリウッド監督のファン多数!『アベンジャーズ』『レディ・プレイヤー1』でも言及されていた!

  • Fan's Voice Staff

12月18日(金)に最新作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』が公開される『ビルとテッド』シリーズが、映画やテレビ作品で180回以上も引用されていたことが明かされました。

ビル(アレックス・ウィンター)、テッド(キアヌ・リーブス)

キアヌ・リーブスが初主演を務め、今日に繋がるブレイクのきっかけとなったシリーズ第1作『ビルとテッドの大冒険』(89年)は、著名人の中にも多数のファンを持つ傑作コメディです。公開から約30年にわたり、『ビルとテッド』シリーズは映画やテレビ作品の作中やタイトルで幾度となく引用され、その回数はなんと180回以上!(※12月15日時点、IMDb調べ)

『アベンジャーズ』シリーズ完結編として全世界歴代興行収入1位を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19年)では、ハルクやアントマンとの会話の中でローディ/ウォーマシン(ドン・チードル)が、タイムトラベル映画の例として『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』に並び、『ビルとテッドの大冒険』を挙げています。

ポップカルチャーにまつわる小ネタや引用が大量に盛り込まれたスティーブン・スピルバーグ監督による『レディ・プレイヤー1』(18年)では、仮想世界”オアシス”の天才創始者であるハリデー(マーク・ライランス)が、物語のヒントとなる重要な場面で『ビルとテッド』を引き合いに出しています。「後ろに進んだっていいじゃないか。全速力で逆走したらどうだ。アクセル踏んで。『ビルとテッド』みたいに」と語るシーンですが、自由に我が道を行くビルとテッドに憧れを持つとは、ルールや大人のしがらみを嫌うハリデーらしいものです。

『レディ・プレイヤー1』オアシスの創始者ハリデー(ダウンロード販売中、デジタルレンタル中、ブルーレイ 2,381 円+税/DVD 1,429 円+税、発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント © 2018 Warner Bros. Entertainment Inc., Village Roadshow Films (BVI) Limited and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.)

さらに、『ビルとテッドの大冒険』の原題『Bill and Ted’s Excellent Adventure』にちなんで、タイトルに「Excellent Adventure」を含める作品も多数存在。『マーベル エージェント・オブ・シールド』の最新シーズンでも、エピソードタイトル『The Totally Excellent Adventures of Mack and the D』に引用されています(シーズン7・エピソード7)。他にも、『レゴ® ムービー2』(19年)や『スーパーナチュラル』(05年〜)、『ファミリー・ガイ』(99年〜)の複数エピソードでも、『ビルとテッド』が小ネタとして盛り込まれていたり、エピソードタイトルに引用されています。

プロデューサーのスコット・クルーフは、そんな熱狂的な支持を得るシリーズの最新作『ビルとテッドの時空旅行』を作ることについて周囲に「“ねえ、興味ある?”と尋ねるたびに、驚くほど情熱的な反響が返ってきた」と振り返っています。『オーシャンズ』シリーズのスティーブン・ソダーバーグは、「僕はこのシリーズのチアリーダー」と豪語しており、新作『ビルとテッドの時空旅行』を脚本の段階で読み、エグゼクティブ・プロデューサーを買って出たほど。

『ビルとテッドの大冒険』

また既報の通り、本作にカメオ出演しているラッパーのキッド・カディも、『ビルとテッド』の大ファン。数年前偶然レストランで見かけたビル役のアレックス・ウィンターに、自分がいかに『ビルとテッド』が大好きか熱弁し、「もし次回作があるなら教えてほしい」と自ら懇願したことが、今回の出演に繋がったそう。

『ビルとテッド』がファンから広く受け入れられている理由について、リーブスは「『ビルとテッド』はとにかくユニークだった。だからファンにウケたんだと思う」と分析。そして「『ビルとテッドの時空旅行』はファンがいなかったら作れなかった。この作品には僕たちの感謝の気持ちが込められているんだ」と続けています。

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『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(原題:Bill & Ted Face the Music)

「ビルとテッドの音楽が将来、世界を救う」──そう予言されていた伝説のロックバンド”ワイルド・スタリオンズ”。曲作りに励み、待ち続けること30年。人気も年月と共に落ち込み、今や応援してくれるのは家族だけ。そんな2人のもとに未来の使者が伝えにきたメッセージは、残された時間が77分25秒しかないという衝撃の事実。このままでは、時空はゆがみ、世界は消滅してしまう。ビルとテッド、そして彼らの娘たちは「世界を救う音楽」を完成させるため、モーツァルトやルイ・アームストログ、ジミ・ヘンドリックスなど、伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと、過去へ未来へ時空を駆け巡る!どうなる地球、どうなるビルとテッド!果たして、この世界を<音楽>で救うことはできるのか?

監督/ディーン・パリソット
脚本/エド・ソロモン&クリス・マシスン
出演/キアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター、サマラ・ウィービング、ブリジット・ランディ=ペイン、ウィリアム・サドラー ほか
2020年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/91分/G/字幕翻訳:林完治

日本公開/2020年12月18日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
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