ニコラス・ケイジ主演 × 園子温監督『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』2021年初夏日本公開決定！場面写真4点が解禁

Fan's Voice Staff

ニコラス・ケイジを主演に迎えた、園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が、2021年初夏に日本公開されることが決定！場面写真4点が解禁されました。

銀行強盗をしくじり囚われてしまった高名な悪党のヒーロー（ニコラス・ケイジ）は、一帯を牛耳るガバナーの支配から逃亡した女（ソフィア・ブテラ）を連れ戻すことを命じられます。特殊なボディスーツに身を包んだヒーローが女を探してたどり着いたのは、美しくも暴力的な世界“ゴーストランド”。東洋と西洋が混ざり合い、混沌が包み込む町から女を見つけ出すことはできるのか？ヒーローは自由の身になれるのか──？

『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は2017年、プロデューサーで脚本家のひとりでもあるレザ・シクソ・サフィから園子温監督のもとに脚本が届き、それを園監督が気に入ったことから、プロジェクトが始動。2018年初頭にニコラス・ケイジが出演決定、同年のカンヌ国際映画祭にて、ニコラス・ケイジ出演情報が発表されました。当初、アメリカでの撮影を予定していたが、2019年11〜12月にオール日本ロケ（彦根、東映太秦撮影所）にて撮影が行われました。

ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出された『冷たい熱帯魚』（10年）や、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した『愛のむきだし』（08年）で知られる園子温監督は、数々の問題作を世に送り、常に日本映画界の話題をさらい続けている異才。2019年2月に心筋梗塞で倒れながらも、死の淵から不死鳥の如く舞い戻り、渾身の一作を撮り上げました。

園子温（監督）コメント
・ハリウッドデビューについて
ハリウッドで監督デビューすることは、自分にとって悲願でした。プロの映画監督としてデビューした時から20年経ちますが、その当時からずっと、いつかはハリウッドに行くと誓っていました。この映画が撮影に入る前に、心筋梗塞で集中治療室に運ばれ、死にかけました。そこから蘇り、いろいろなハードな山を越えて、撮影できました。感無量です。

・ニコラス・ケイジ（主演）について
ニコラス・ケイジがこの映画に出演することになったことが、この『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』を成功に導きました。彼は私の映画をとても愛してくれていたので、ものすごくやりやすかったのです。とっても困難な厳しい撮影を乗り越える事が出来たのも、すべてニコラスのおかげです。

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