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2020.12.15 12:00

『ビルとテッド』製作の裏にあった『バック・トゥ・ザ・フューチャー』との関係

  • Fan's Voice Staff

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』公開に先立ち、1作目からプロデューサーを務めるスコット・クルーフが、本シリーズの象徴ともいえる電話ボックス型のタイムマシーンの誕生の裏に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の存在が大きく関係していたことを証言するコメントが到着しました。

携帯電話の普及と共に、今はなかなかお目にかかれなくなってしまった電話ボックスですが、『ビルとテッド』では、タイムトラベルする際に使用する名物アイテムとしてシリーズ1作目から使われています。新作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』でも、世界滅亡の危機を救うためビルとテッドが乗り込み、過去へ未来へ時空を駆け巡ります。

プロデューサーのスコット・クルーフは、「実は(シリーズ第1作の)『ビルとテッドの大冒険』の脚本では、2人はバンに乗ってタイムトラベルするはずだった。しかし、作品の製作に入る少し前に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開され、そこで設定が変わったんだ。というのも、2つの作品のタイムトラベルという設定が似すぎていたため、僕たちは『ビルとテッド』の脚本を書き直した。バンをやめて電話ボックスを使うアイディアを思いついたのは、1作目のスティーブン・ヘレク監督だよ。電話ボックスに何人入れるかという、昔からある大学生の悪ふざけが発想の元になっているんだ!」と回想しています。

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『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(原題:Bill & Ted Face the Music)

「ビルとテッドの音楽が将来、世界を救う」──そう予言されていた伝説のロックバンド”ワイルド・スタリオンズ”。曲作りに励み、待ち続けること30年。人気も年月と共に落ち込み、今や応援してくれるのは家族だけ。そんな2人のもとに未来の使者が伝えにきたメッセージは、残された時間が77分25秒しかないという衝撃の事実。このままでは、時空はゆがみ、世界は消滅してしまう。ビルとテッド、そして彼らの娘たちは「世界を救う音楽」を完成させるため、モーツァルトやルイ・アームストログ、ジミ・ヘンドリックスなど、伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと、過去へ未来へ時空を駆け巡る!どうなる地球、どうなるビルとテッド!果たして、この世界を<音楽>で救うことはできるのか?

監督/ディーン・パリソット
脚本/エド・ソロモン&クリス・マシスン
出演/キアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター、サマラ・ウィービング、ブリジット・ランディ=ペイン、ウィリアム・サドラー ほか
2020年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/91分/G/字幕翻訳:林完治

日本公開/2020年12月18日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
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