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2020.12.11 18:00

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』キッド・カディが出演を懇願!豪華カメオ出演ミュージシャンに注目

  • Fan's Voice Staff

キアヌ・リーブス&アレックス・ウィンター主演『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』には、ラッパーのキッド・カディをはじめとした豪華ミュージシャンがカメオ出演しています。

キッド・カディ(中央)

滅亡の危機に瀕した”世界を救う音楽”を完成させるため、主人公のビルとテッドと2人の娘たちが、タイムマシンで時空を駆け巡る本作。歴史上最強のバンドを結成しようと、ジミ・ヘンドリックスやモーツァルトといった歴史に名を残すミュージシャンたちが招集されますが、見どころはそれだけではありません。

キッド・カディや、フー・ファイターズのデイヴ・グロールがカメオ出演、さらにアーケイド・ファイアのウィン・バトラーもノンクレジットで友情出演しています。中でも、『ビルとテッド』の大ファンだというキッド・カディは、数年前偶然レストランで見かけたウィンターに、いかに『ビルとテッド』が大好きか熱弁し、「もし次回作があるなら教えてほしい」と自ら出演を懇願!その甲斐あってか、重要な役どころで登場しています。

また脚本には、闘病の末今年10月6日に65歳で逝去した、世界的ギタリストのひとりであるエディ・ヴァン・ヘイレンの名前があり、出演をオファーしていたとのこと。自身も音楽マニアであるビル役のウィンターは、「彼は私生活を大切にしていて、あまり表に出るようなタイプではなかった。カリスマ性がものすごくある一方で、とても上品な人だった。彼のためのシーンを書いて根気よく交渉したものの、ノーと言われてしまったんだ。個人的な理由ということで、当時はもちろん分からなかったけど、今なら悲しいことにそれが分かるよ」と振り返り、彼の死を悼みました。

『ビルとテッド』シリーズでお馴染みのエアギターについてウィンターは、「完全にエディを意識しているよ。ビルとテッドなら間違いなく彼に影響されただろうし、真似したはずだから」と話し、1作目から脚本を務めるエド・ソロモンも、「『ビルとテッド』シリーズは、ヴァン・ヘイレンの「JUMP」のようなエネルギッシュでダイナミックな映画を目指していた」と明かしています。

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『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』(原題:Bill & Ted Face the Music)

「ビルとテッドの音楽が将来、世界を救う」──そう予言されていた伝説のロックバンド”ワイルド・スタリオンズ”。曲作りに励み、待ち続けること30年。人気も年月と共に落ち込み、今や応援してくれるのは家族だけ。そんな2人のもとに未来の使者が伝えにきたメッセージは、残された時間が77分25秒しかないという衝撃の事実。このままでは、時空はゆがみ、世界は消滅してしまう。ビルとテッド、そして彼らの娘たちは「世界を救う音楽」を完成させるため、モーツァルトやルイ・アームストログ、ジミ・ヘンドリックスなど、伝説のミュージシャンたちを集めて歴史上最強のバンドを結成しようと、過去へ未来へ時空を駆け巡る!どうなる地球、どうなるビルとテッド!果たして、この世界を<音楽>で救うことはできるのか?

監督/ディーン・パリソット
脚本/エド・ソロモン&クリス・マシスン
出演/キアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター、サマラ・ウィービング、ブリジット・ランディ=ペイン、ウィリアム・サドラー ほか
2020年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/91分/G/字幕翻訳:林完治

日本公開/2020年12月18日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
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