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2020.12.10 11:00

『ハッピー・オールド・イヤー』捨てるに捨てられない!断捨離シーンが到着

  • Fan's Voice Staff

アカデミー賞国際長編映画賞のタイ代表に選出された『ハッピー・オールド・イヤー』より、”捨てるに捨てられない”断捨離シーンの本編映像が到着しました。

留学先のスウェーデンでミニマルなライフスタイルに魅了されたデザイナーのジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、帰国後、実家の小さなビルを自身のデザイン事務所に改装することを思い立ちます。「ゴミ袋はブラックホールなの、入れたものは消える」と、家にあふれるモノをすべてゴミ袋に詰めたジーンでしたが、親友からのプレゼントを捨ててしまったことからケンカになり、捨てることのへの罪悪感が芽生えます。解禁されたシーンでは、スッキリしない表情でゴミ回収に立ち合い、これで断捨離はひと段落……と思いきや、ジーンは回収業者を追いかけ、ゴミ袋を引き取るという行動に!断捨離のみならず、何かを捨てようとしたことがある人なら誰しも経験があるだろう、“ゴミ箱からの救出劇”。一度は捨てたものの、その決心が揺らいでしまうことは万国共通のあるあるなのかもしれません。ジーンは年内中に家を片付けて、気持ち新たに“ニュー”イヤーを迎えることができるのか──?

なお今回の日本公開を記念し、ナワポン・タムロンラタナリット監督によるオンライン舞台挨拶が開催されます。

ナワポン・タムロンラタナリット監督によるオンライン舞台挨拶
・12月12日(土)11:00の回上映終了後 @ 新宿シネマカリテ(詳細
・ヒューマントラストシネマ渋谷でも開催予定。日程は後日解禁。
※内容は予告なく変更となることがあります。
※オンラインによる舞台挨拶のため、映像、音声が不安定な場合があります。あらかじめご了承ください。

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『ハッピー・オールド・イヤー』(英題:Happy Old Year)

デザイナーのジーン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、スウェーデンに留学しミニマルなライフスタイルを学んで帰国する。かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、オンラインで自作の服を販売する兄と三人で暮らす彼女は、家を改装しデザイン事務所にすることを思い立つ。理想的な事務所にすべく、モノにあふれた家の“断捨離”を進めていく。一度は全てを手放そうとする彼女だったが、洋服、レコード、楽器、写真といった友達から借りたままだったモノを返して廻ることに。友達の反応は千差万別で、なかなか思うように“断捨離”は進まない。そんな時、かつての恋人エーム(サニー・スワンメーターノン)から借りたカメラを見つける。処分に困りながらも小包として送るが、受取を拒否され返ってきてしまう…。

監督・脚本・プロデューサー/ナワポン・タムロンラタナリット
出演/チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、サニー・スワンメーターノン、サリカー・サートシンスパー、ティラワット・ゴーサワン、アパシリ・チャンタラッサミー
2019年/タイ映画/113分/字幕翻訳:横井和子/字幕監修:高杉美和/原題:ฮาวทูทิ้ง..ทิ้งอย่างไรไม่ให้เหลือเธอ

日本公開/2020年12月11日(金)シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次!
配給/ザジフィルムズ、マクザム
協力/大阪アジアン映画祭 
公式サイト
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