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2020.12.08 7:00

松山ケンイチ主演『BLUE/ブルー』2021年4月公開決定!

  • Fan's Voice Staff

吉田恵輔監督・脚本による完全オリジナル作品『BLUE/ブルー』が2021年4月に全国公開されることが決定しました。

ボクシングにおいて挑戦者を象徴する”青コーナー”で戦い続ける者たちの生き様を描く本作。どれだけ努力しても、どれだけ才能があっても約束された成功はなく、それでも前に進む姿が胸を打つ、静かに熱い若者たちの物語です。

主人公は、誰よりも努力し情熱を注ぐも、負け続きの先輩ボクサー・瓜田(松山ケンイチ)。同じジムに所属するのは、抜群の才能とセンスを持ち、チャンピオン目前の後輩・小川(東出昌大)と、好きな娘の為に始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎(柄本時生)。彼らの挑戦を見守るヒロインは、瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者の千佳(木村文乃)。平凡と非凡、憧れと嫉妬、友情と恋──四人それぞれが複雑な想いを抱え、四者四様の魅力的なキャラクターが映し出されます。

8年の構想期間をかけ渾身の一作を書き上げたのは、『ヒメアノ~ル』(16年)、『犬猿』(18年)など、リアリティ溢れる描写で人間の光と影を表現し続け、作品毎に映画ファンを魅了する吉田恵輔監督。

主演を務める松山ケンイチは、日本アカデミー賞優秀主演男優賞など数々の賞を受賞し、確固たる地位を築く演技派。脚本に惚れ込んだ松山は2年間かけて役を作り込み、主人公・瓜田を熱演しました。様々な映画で抜群の存在感を発揮する東出昌大と柄本時生が脇を固め、吉田監督作品への出演を熱望した木村文乃がヒロイン役に抜擢。映画賞で高い評価を得る実力派キャストが集い、キャリア最高の演技を見せます。

以下、キャストおよび監督よりコメントが到着しています。

松山ケンイチ(主演・瓜田信人 役)
吉田監督の作品は言語化できない映画言語だと感じていましたが、今回の脚本もそうでした。この脚本を読んだ時の感動を表現する言葉が今でも見つかりません。瓜田は、自分の培ってきた全てを他人になんの躊躇もなく差し出すことができる人です。敗者は勝者を作り想いを繋ぎます。またその勝者はいつか敗者となり次の勝者を作り繋ぎます。自分は次の世代に何を繋いでいくのか考えさせられました。

木村文乃(天野千佳 役)
ずっと素敵だなと思う作品を作られている吉田監督とのお仕事のチャンスに、これは面白くなるぞ、とマネージャーさんと喜んだことを覚えています。一途で真っ直ぐでどうしようもない、そんな゙男゙と言う存在をとても愛おしく思う映画が出来ました。

柄本時生(楢崎剛 役)
肉体を使う仕事をほとんどしたことが無かったので楽しかったです。ここまでボクサーを描かれた本はないのかなと。。ボクシング以外無いんだと言われている感じがしました。静かに起きる衝動を是非。

東出昌大(小川一樹 役)
4人のボクサーの人生が映っていました。教訓めいた事も、下手したら感動すらも、お届け出来ないかも知れません。しかし、紛れもない事実として、人生を賭けて戦う人々が映っていたこの映画を、私は愛おしく思います。

吉田恵輔(監督・脚本・殺陣指導)
中学生の頃から現在まで、30年近くボクシングをやっています。何箇所もジムを渡り歩き、沢山のボクサーと出会い、見送っていきました。そんな自分だからこそ描ける、名もなきボクサー達に花束を渡すような作品を作ったつもりです

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『BLUE/ブルー』

出演/松山ケンイチ、木村文乃、柄本時生、東出昌大
監督・脚本・殺陣指導/吉田恵輔
製作/「BLUE/ブルー」製作委員会
製作幹事/東映ビデオ
2021年/カラー/ビスタ/5.1ch/107分
※撮影期間2019年10月〜11月

日本公開/2021年4月新宿バルト9他、全国ロードショー
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
©2021「BLUE/ブルー」製作委員会
※吉田恵輔の「吉」は”つちよし”が正式表記