エヴァ・グリーン主演『約束の宇宙』2021年4月16日公開決定！日本版ポスターが解禁！

Fan's Voice Staff

サン・セバスティアン国際映画祭審査員特別賞を受賞、第45回セザール賞主演女優賞にノミネートされた映画『Proxima』が、邦題を『約束の宇宙』として、2021年4月16日（金）に全国公開されることが決定！日本版ポスタービジュアルが解禁されました。

本作で描かれるのは、『ゼロ・グラビティ』（13年）や『インターステラー』（14年）に登場するような”スーパー宇宙飛行士”ではなく、宇宙へ行くことをずっと夢見てきた、ごく普通の母親の顔も持つ女性。仕事への情熱と娘への愛の間で葛藤する、現代的で人間らしい姿が共感を呼びます。欧州宇宙機関（ESA）全面協力の下で、ドイツ、ロシア、カザフスタンの宇宙関連施設で撮影を敢行。宇宙でのミッションを遂行するために、隔離された施設でストイックに訓練に勤しむ宇宙飛行士たちのリアルな姿を捉えています。

母サラを演じるのは、『007／カジノ・ロワイヤル』でボンドガールを務め、ティム・バートン監督作のミューズとして『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『ダンボ』などの話題作に出演したエヴァ・グリーン。約300人の中からオーディションで選ばれたゼリー・ブーラン・レメルが、娘のステラを演じています。加えて、サラと同じミッションに参加する宇宙飛行士には『ハウス・ジャック・ビルト』のマット・ディロン、親子を温かく見守るカウンセラーには『ありがとう、トニ・エルドマン』のザンドラ・ヒュラー、サラの元夫には『パーソナル・ショッパー』のラース・アイディンガーと、欧米の実力派俳優が集結しました。

かつてない斬新な視点で女性宇宙飛行士の葛藤と親子の絆を描き出したのは、『裸足の季節』（15年）の脚本で絶賛を浴びたアリス・ウィンクール監督。世界で活躍し続ける坂本龍一が音楽を担当し、そのやさしく美しい旋律が、母と娘の物語を包み込みます。

日本公開にあたり、JAXA（宇宙航空研究開発機構）の後援も決定。宇宙飛行士であり母親でもある主人公と子の関係性を描いた本作に、JAXAが賛同し実現したもので、洋画での後援は今回が初となります。

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『約束の宇宙』（原題：Proxima）

フランス人宇宙飛行士のサラ（エヴァ・グリーン）は、欧州宇宙機関（ESA）で、長年の夢だった宇宙へ行く事を目指して、日々訓練に励んでいる。物理学者の夫とは離婚し、まだ7歳の娘ステラと二人で暮らしている彼女は、“Proxima（プロキシマ）”と名付けられたミッションのクルーに選ばれる。大喜びの彼女だったが、このミッションに旅立てば、約1年もの間、娘と離れ離れになる。過酷な訓練の合間に、娘は母と一つの約束をする。「打ち上げ前に、2人でロケットを見たい」と。母は約束を果たし、無事に宇宙へ飛び立てるのか。

監督＆脚本／アリス・ウィンクール
出演／エヴァ・グリーン、マット・ディロン、ザンドラ・ヒュラー
音楽／坂本龍一
2019年／フランス／107分／フランス語・英語・ロシア語・ドイツ語