ギャスパー・ノエ監督『ルクス・エテルナ 永遠の光』2021年1月8日より全国順次公開決定!本編冒頭シーンが解禁
- Fan's Voice Staff
ギャスパー・ノエ監督最新作『ルクス・エテルナ 永遠の光』が、2021年1月8日(金)より全国順次公開されることが急遽決定!本編冒頭シーン映像が解禁されました。
今回解禁された映像は、主演シャルロット・ゲンズブールと監督ベアトリス・ダルによる映画の撮影現場という設定の中で、リハーサルまでの時間、主題である魔女狩りについて、また今までの撮影にまつわる裏話について赤裸々に話す、約12分間にもおよぶアドリブシーンの一部です。
このシーンについてゲンズブールは「誰かを演じようとはしていませんでした。邪魔されたくない女優を大げさに演じることは楽しかったですが、事実に基づいて演じることは面白かったです。二つのカメラを前に何でも好きなことを言えるのはエキサイティングで、ギャスパーも楽しんでいました」と話し、ベアトリスは「ほとんど作り話はありません!アドリブでは個人的な話をするようにしました。シャルロットとの間に親密さを生むためです。あたかも女優と監督間で本当に行なわれるように、ゆっくりと互いを探っていきました」と振り返っています。
現在開催中の「のむコレ2020」にて上映されている本作は、全21作品の中で最多動員を争う大盛況となり、SNS上でも大絶賛の声が多数あがっています。全国順次公開は、そんな映画ファンと映画館の熱いリクエストを受けて急遽決定したものです。全国順次公開となる劇場は以下の通り(※12月1日(火)現在)
2021年1月8日(金)東京:シネマート新宿、アップリンク吉祥寺、シネマート心斎橋
2021年1月9日(土)富山:ほとり座
2021年1月22日(金) 愛知:センチュリーシネマ
2021年1月29日(金) 宮城:チネ・ラヴィータ
2021年2月20日(土) 沖縄:桜坂劇場
2021年2月26日(金) 京都:アップリンク京都
近日公開 神奈川:シネマ・ジャック&ベティ、神奈川:あつぎのえいがかんkiki、福岡:KBCシネマ
アートと深い関わりを持ち続けるファッションブランド、サンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロが「様々な個性の複雑性を強調しながら、サンローランを想起させるアーティストの視点を通して現代社会を描く」というコンセプトでスタートさせたアートプロジェクト「SELF」。『ルクス・エテルナ 永遠の光』はそのプロジェクト作品として制作され、2018年カンヌ国際映画祭監督週間にて芸術映画賞を受賞した『CLIMAX クライマックス』に続き、2019年同映画祭ミッドナイトスクリーニングにて上映。絶賛・酷評の賛否両論を巻き起こし、ギャスパー・ノエはあらためて唯一無二の個性を見せつけました。
==
『ルクス・エテルナ 永遠の光』(原題:Lux Æterna)
女優ベアトリス・ダルの監督デビュー作の撮影現場。魔女狩りが主題の映画で主演を務めるのはシャルロット・ゲンズブール。この日は磔のシーンが撮影される予定だが、ベアトリスを監督の座から引き下ろしたいプロデューサーと彼らと結託する撮影監督、更にはシャルロットを自身の作品にスカウトしようとする新人監督や現場に潜り込んだ映画ジャーナリストなど、それぞれの思惑や執着が交錯し、現場は次第に収拾のつかないカオス状態へと発展していく。しかも、問題のシーンの撮影直前に、シャルロットには子守に預けている娘から不穏な内容の電話までかかってきて…。
監督・脚本/ギャスパー・ノエ
製作/アンソニー・ヴァカレロ、ギャスパー・ノエ、ゲイリー・ファルカシュ、クレマン・ルプートル、オリビエ・ミュラー
出演/シャルロット・ゲンズブール、ベアトリス・ダル、アビー・リー・カーショウ、クララ3000、クロード・ガジャン・マウル、フェリックス・マリトー、フレッド・カンビエ、カール・グルスマン、ローラ・ピリュ・ペリエ、ルー・ブランコヴィッチ、ルカ・アイザック、マキシム・ルイス、ミカ・アルガナラズ、ポール・ハメリン、ステファニア・クリスティアン、トム・カン、ヤニック・ボノ
2019年/フランス/フランス語・英語/51分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/DCP
日本公開/2021年1月8日(金)よりシネマート新宿、アップリンク吉祥寺、シネマート心斎橋他、全国順次公開
配給/ハピネット
配給協力/スターキャット
公式サイト
©2020 SAINT LAURENT-VIXENS-LES CINEMAS DE LA ZONE
※光に対して敏感なお客様がご覧になられた場合、光の点滅が続くなど、光感受性反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーンが含まれております。ご鑑賞頂く際には予めご注意下さい。