News

2020.09.03 18:00

グザヴィエ・ドラン監督『マティアス&マキシム』アンヌ・ドルヴァルの新場面写真3点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

グザヴィエ・ドラン監督最新作『マティアス&マキシム』より、ドラン演じるマキシムの母親役を演じたアンヌ・ドルヴァルの新場面写真3点が解禁されました。

ドランが「彼女は僕のミューズだ」と語るドルヴァルは、過去10年でドランが撮った8本の映画のうち5本に出演している、ドラン映画で欠かすことのできない存在。ドランの実力を世界に知らしめた『Mommy/マミー』では主演を務め、カナダ・アカデミー賞主演女優賞を始め、数々の賞を受賞しました。

過去には、「彼は俳優として類いまれない才能を持っている。もちろん監督としても。彼は私たちには見えないあらゆるものを見ているの」と語ったドルヴァル。ドランもまた、「僕がアンヌに何かを言うと、彼女は必ずそれにプラスαして演じてくれる。そしたら、僕もまたそれにインスパイアされて新しいことが思いつく。するとまた彼女が加えてくれて…といったことを現場では繰り返している」と、二人がお互いを高め合う関係にあることを明かしています。

監督と役者として共に作品を作ってきた2人が親子役を演じるのは、ドランのデビュー作『マイ・マザー』以来10年ぶり!今回ドルヴァルが演じた母親は、自身の生活もままならず保護者が必要な状態で、ドラン演じるマキシムには強くあたることしかできない役どころ。マキシムはそんな母親を支えるも、2人の間では揉め事が絶えず、今回解禁した場面写真もその2人が対立しているシーン。10年という月日を経て、ドルヴァルとドランが作り上げた“母親”と“息子”のどこまでもリアルで心が痛くなるような共演シーンは、本作の大きな見どころです。

==

『マティアス&マキシム』(原題:Matthias & Maxime)

たった一度の偶然のキス。そして溢れ出す、友達以上の想い。
マティアスとマキシムは30歳で幼馴染。友人が撮る短編映画で男性同士のキスシーンを演じることになった二人は、その偶然のキスをきっかけに秘めていた互いへの気持ちに気づき始める。美しい婚約者のいるマティアスは、親友に芽生えた感情に戸惑いを隠せない。一方、マキシムは友情が壊れてしまうことを恐れ、想いを告げずにオーストラリアへと旅立つ準備をしていた。迫る別れの日を目前に、二人は抑えることのできない本当の想いを確かめようとするのだが──。

監督・脚本/グザヴィエ・ドラン
出演/ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス、グザヴィエ・ドラン、ピア・リュック・ファンク、ハリス・ディキンソン、アンヌ・ドルヴァル
2019年/カナダ/120分/ビスタ/5.1ch

日本公開/2020年9月25日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
提供・配給/ファントム・フィルム
公式サイト
© 2019 9375-5809 QUÉBEC INC a subsidiary of SONS OF MANUAL