【訃報】『ブラックパンサー』チャドウィック・ボーズマンが43歳で逝去
- Fan's Voice Staff
映画『ブラックパンサー』で主演を務めた米俳優のチャドウィック・ボーズマンが、結腸がんのため43歳で亡くなったことが、自身の公式Twitter等で8月29日(土)(現地時間8月28日)に発表されました。
発表されたステートメントによると、ボーズマンは2016年にステージ3の結腸がんと診断され、闘病を続けていましたがステージ4に進行。「『マーシャル 法廷を変えた男』から『ザ・ファイブ・ブラッズ』、オーガスト・ウィルソンの『Ma Rainey’s Black Bottom』などはすべて、多数の手術と化学療法の合間に撮影された」とのこと。「キャリアにおいて『ブラックパンサー』でティ・チャラ王に命を吹き込めたのは、光栄でした」
— Chadwick Boseman (@chadwickboseman) August 29, 2020
1976年、米国・サウスカロライナ州出身のボーズマンは、大学卒業後にTVシリーズ『サード・ウォッチ』で俳優デビュー。『エクスプレス/負けざる男たち』(08年)で初めて映画に出演し、2013年『42 〜世界を変えた男〜』で初主演を務めました。
2016年、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でマーベル・シネマティック・ユニバースに鮮烈なデビューを果たし、単独主演作『ブラックパンサー』(18年)は、コミック原作としたヒーロー映画で米国アカデミー賞作品賞に史上初めてノミネートされた、歴史的な作品となりました。
ボーズマンは、自宅で妻と家族が見守る中、亡くなったとのことです。ご冥福をお祈りいたします。