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2020.08.20 5:00

北川景子主演『ファーストラヴ』特報映像&ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

島本理生の直木賞受賞ベストセラーサスペンスを北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』の特報映像とティザービジュアルが解禁されました。

特報は、血まみれで歩く女子大生・聖山環菜(芳根京子)の衝撃的な映像から幕を開けます。事件を取材する主人公の公認心理師・真壁由紀(北川景子)と、共に事件の真相に迫る弁護士・庵野迦葉(中村倫也)の姿が映し出されていく中、面会室で環菜は「嘘つきなんですよ、私」と言い放ちます。この一言をきっかけに、由紀の夫・真壁我聞(窪塚洋介)をも巻き込みながら、環菜の供述に翻弄され、追いつめられながらも自分の記憶に向き合うことになっていく由紀の姿が描かれます。由紀の過去を知る迦葉、そして数々の記憶の断片とも見える意味深なカットとともに、物語が加速していく様にも注目です。

北川景子(真壁由紀 役)

環菜が口にする「動機はそちらで見つけてください」という挑発的な台詞の先に、一体何が待っているのか。北川が「役なのか自分なのかがわからない瞬間がすごく多かった」、中村が「一言で言えない感情が渦巻く作品」とそれぞれに振り返るように、実力確かなキャスト陣の迫真の演技と物語の行く末にも期待が膨らみます。なぜ、彼女は父を殺したのか?由紀と迦葉の過去とは?そして、〈ファーストラヴ〉というタイトルに隠された事件の真相とは──?

中村倫也(庵野迦葉 役)

監督は、『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなど、数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカーの堤幸彦。脚本は、「八日目の蝉」や『彼女がその名を知らない鳥たち』の浅野妙子が手掛けています。

また主演を務める北川景子は、原作を発売する文藝春秋の秋の文庫フェア「2020 文春文庫 秋100ベストセレクション」のイメージキャラクターに決定。自身も読書が大好きで「本が家にあればあるほど安心する」と語る北川が、デビュー後初のショートカット姿で、小冊子をはじめ店頭用パネル、ポスター、文庫のオビなどのビジュアルや、特設サイトに登場します。島本理生による直木賞受賞作「ファーストラヴ」はフェアの目玉作品となっており、今回解禁になったティザービジュアルが新オビとして巻かれることも決定しています。

(※)公認心理師とは、2017年の公認心理師法施行により認められた、心理職において国内で初めてとなる国家資格。専門的知識及び技術をもって心の問題を抱えている人およびその周囲の人に対して、心理状態の観察・分析、また解決に向かうための相談・助言・援助を行うことを職務とする。

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『ファーストラヴ』

川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。「動機はそちらで見つけてください」 ──容疑者・聖山環菜(ひじりやま・かんな)の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。事件を取材する公認心理師・真壁由紀(まかべ・ゆき)は、夫・真壁我聞(まかべがもん)の弟で弁護士の庵野迦葉(あんのかしょう)とともに彼女の本当の動機を探るため、面会を重ねる。二転三転する供述に翻弄され、真実が歪められる中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た「何か」を感じ始めていた。そして自分の過去を知る迦葉の存在と、環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの「ある記憶」と向き合うことになるのだが……。なぜ、彼女は父を殺さなければならなかったのか?〈ファーストラヴ〉に隠された事件の真相に、あなたの〈愛の記憶〉も揺らぎ出す──。

出演/北川景子、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介
監督/堤幸彦
脚本/浅野妙子
原作/島本理生『ファーストラヴ』(文春文庫刊)
製作/『ファーストラヴ』製作委員会
制作/角川大映スタジオ/オフィスクレッシェンド

日本公開/2021年2月 全国ロードショー
配給/KADOKAWA
公式サイト
©2021『ファーストラヴ』製作委員会