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2020.08.10 10:00

ルーカス・ヘッジズが宙を飛ぶ!『ハニーボーイ』本編冒頭シーンが解禁

  • Fan's Voice Staff

シャイア・ラブーフ脚本・出演の映画『ハニーボーイ』の公開を記念して、ルーカス・ヘッジズが宙を飛ぶ本編冒頭シーン映像が解禁されました。

主人公・オーティスの青年期を演じるルーカス・ヘッジズが不安げな表情で佇む姿から始まる本編。背後には大破した車やジェット機が映り、煙がたちこめています。突然正面から爆撃を受け、思いっきり吹き飛ばされるヘッジズ。炎と煙に包まれる中、撮影スタッフの「カット!」の声とカチンコが映り、宙吊りにされたヘッジズの様子から、スタントシーンの撮影中だと分かる映像になっています。

大がかりな爆破シーン、ヘッジズが着用している革ジャンの雰囲気から、このシーンはシャイア・ラブーフの代表作、超メガヒットシリーズ『トランスフォーマー』のオマージュと想像できます。またヘッジズが発する「ノー、ノー、ノー」という言葉も、『トランスフォーマー』主人公のサムが、パニックに陥った時に出る口癖です。宙吊りで動けないオーティスの姿を描く事で、一躍ハリウッドスターになったが故に、色々なものに縛られ苦悩するオーティスの心中を映し出しています。

冒頭映像を『トランスフォーマー』のオマージュにした理由について、監督のアルマ・ハレルは、「ほんの数分で彼のキャラクターを描き出したかった。このシーンを観たら、彼が俳優であることを説明する必要もない。映画のテーマの観点から見ても、オーティスの初登場シーンとしても最適だったと思う。私から見ると、彼は大きな機械の一部分で、操り人形みたいに扱われるという感じがする。何度吹っ飛ばされても、またもう一度やらされる。彼が全くの無力だということを見せたかった。その様子をあのショットで描き出したかった」と語っています。

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『ハニーボーイ』(原題:Honey Boy)

ハリウッドで人気子役として活躍する12歳のオーティスは、いつも突然感情を爆発させる前科者で無職の“ステージパパ”ジェームズに振り回される日々を送っていた。そんなオーティスを心配してくれる保護観察員、安らぎを与えてくれる隣人の少女、共演する俳優たちとの交流の中で成長していくオーティスは、新たな世界へと踏み出すのだが──。

監督/アルマ・ハレル
出演/ノア・ジュプ、ルーカス・ヘッジズ、シャイア・ラブーフ
脚本/シャイア・ラブーフ
2019年/アメリカ/95分/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:栗原とみ子/PG12

日本公開/2020年8月7日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給/ギャガ
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