『PLAY 25年分のラストシーン』11月6日公開決定!小野賢章ナレーションの日本版予告編&新場面写真9点が解禁
- Fan's Voice Staff
新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期されていたフランス映画『PLAY 25年分のラストシーン』が、11月6日(金)より全国順次公開されることが決定!小野賢章のナレーションによる日本版予告編と新場面写真9点が解禁されました。
1990年代から2010年代まで、25年にわたり撮り続けたホームビデオの映像をつないで振り返る手法で、当時の時代の空気感をリアルに再現した本作。
予告編は、「撮り続けて25年になる。最初から再生しよう」と、38歳の主人公マックスがセルフカメラに語りかけるシーンから始まり、13歳のとき初めてビデオカメラを手にした自分の姿へと移ります。家族や一緒にふざけ合った友達の笑顔、仏サッカーW杯でのどんちゃん騒ぎ、そして初恋のエマから「私のこと好きなの?」と聞かれても素直になれず、失って初めて知る自分の現実。そして新たに「映画」のラストシーンを準備することを決意するマックスの姿が──。
アントニー・マルシアーノ監督は、時代の空気感を再現するために、90年代のビデオ画質に近づけるカメラテストを半年かけて行ったり、ラッシュフィルムのようなラフさを演出するため、あえて聞き取れないセリフを入れるなど、通常とは逆の整音作業にもこだわったといいます。
1990年代~2010年代には、世界を揺るがす大事件も起きましたが、2001年米同時多発テロ事件や2015年パリ同時多発テロ事件などは編集でカット。その理由について「人生の悲しい出来事を撮るためにビデオカメラを使うわけではない。マックスがカメラに夢中になったのは、ありふれた日常の中にある平凡な幸せと、いつも自分のそばにいてくれた大切な人たちを記録するためだったのだから」と監督は語っています。
90年代カルチャーを彩るジャミロクワイ、オアシス、レニー・クラヴィッツ、アラニス・モリセットなど、それぞれの時代を感じさせる名曲とともに人生を“PLAY(再生)”していく主人公マックスを演じるのは、人気コメディアンのマックス・ブーブリル。盟友アントニー・マルシアーノ監督のアイデアに惚れ込み、共同で脚本も手がけました。
日本版予告のナレーションを担当した小野賢章は、映画『ハリー・ポッター』シリーズの主人公ハリー・ポッターや、『スパイダーマン:スパイダーバース』の主人公マイルス・モラレスの声を担当するなど、映画、アニメなど幅広い作品で活躍中の人気声優。
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『PLAY 25年分のラストシーン』(原題:Play)
13歳から撮り続けた「僕の25年間」。とっておきのラストシーンを撮ることを決意する──
1993年、パリ。両親からビデオカメラを贈られた13歳のマックスは、陽気で温かい家族の姿や友人たちとの日々を撮り始める。それは彼のライフワークともいえる趣味になっていった。38歳になったマックスは、撮りためた25年に及ぶ映像を振り返り、編集する。エマと初めて会った日のこと、仲間との夜遊び、旅行、サッカーW杯、ミレニアム、挫折、成功── そこにはいつも一緒に過ごしていた4人の仲間たちとの日々、そして彼のすべてが記録されていた。素直になれず、大切なものを手放してしまったマックスは、新たに「映画」のラストシーンを準備する──。
監督/アントニー・マルシアーノ
脚本/アントニー・マルシアーノ、マックス・ブーブリル
出演/マックス・ブーブリル、アリス・イザーズ、マリック・ジディ、アルチュール・ペリエ、ノエミ・ルヴォウスキー
2018年/フランス/108分/DCP/ビスタ/PG12/カラー
日本公開/2020年11月6日(金)新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、kino cinéma立川髙島屋S.C.館ほか全国順次公開
配給/シンカ/アニモプロデュース
後援/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
©2018 CHAPTER 2 – MOONSHAKER II – MARS FILMS – FRANCE 2 CINÉMA – CHEZ WAM – LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER/ PHOTOS THIBALUT GRABHERR