『パブリック図書館の奇跡』クリスチャン・スレーターが道路のど真ん中に寝転がる本編シーン映像が到着

Fan's Voice Staff

生きるために声をあげたホームレスと、図書館員の勇気が希望を届けるエミリオ・エステベスの最新監督作『パブリック図書館の奇跡』より、クセ者検察官を演じるクリスチャン・スレーターが道路のど真ん中に寝転がる本編シーン映像が到着しました。

記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠する一方で、極寒の中、ワイシャツで道路のど真ん中に横たわる検察官のデイヴィス（クリスチャン・スレーター）。市長選に出馬予定の彼は、「チキショー何てザマだ」と悪態をつきながら、早く時間が経つの待つかのように時計に目をやり、5分経つとすぐさまジャケットを羽織ります。この突飛な行動に対し、群がるマスコミからの質問攻めとフラッシュ攻めにあいながらも、「私は至って正気です。今夜正気でないのは中にいるある人物で、我々の大切な施設を混乱に陥れている」とコメント。さらに「その人物は図書館員で、現在平和的交渉を試みています。彼は明らかに不安定です、精神の病でしょう。武装をしているかもしれない」と、この立てこもり騒動が非常に危険な事件であるように匂わせる発言や態度に、図書館長のアンダーソン（ジェフリー・ライト）、ラムステッド刑事は呆れ、同僚のマイラは「最悪」と嘆きます。メディアの介入に便乗して、自身の選挙向けのイメージアップをはかるデイヴィス。果たしてこの男は正義か、悪人か──？

7月17日（金）に封切られ、メイン館のヒューマントラストシネマ有楽町では、18日（土）初回から16時台までの計4回が、また19日（日）も2回が早くから完売となったほか、T・ジョイ横浜、シネ・リーブル神戸や福岡KBCシネマなど、シネコン、ミニシアター問わず完売が出る盛況ぶりで、7月18日（土）〜19日（日）の週末ミニシアターランキングでは堂々の1位にランクインした本作。20日（月）もヒューマントラストシネマ有楽町は、初回から3回連続で満席が続き、平日でも客足が途絶えないにぎわいぶりをみせています。

鑑賞後にはSNSで「こんなに気持ちを揺さぶられるとは！みんな観るべき。」「これは万障繰り合わせて観に行くレベルの傑作。アレック・ボールドウィン、クリスチャン・スレイター、ジェフリー・ライトと80年代末～90年代にかけて銀幕を席巻した役者達の絶妙なアンサンブル」「図書館をライフラインにしているホームレス達とその職員を通して貧困や福祉だけでなく、公共の概念を考えさせ、我々に問いかけてくる最高のエンタメ大傑作！」「気持ちを揺さぶられる熱い映画だった。ぜひ劇場でみてほしい！」「製作・監督・脚本・主演のエミリオは父と弟を凌駕する才能を見せつけてくれました。泣いたぜ、ブラボー」「ちょっと笑えて痛快なラストも注目！心温まる作品でした」と、大絶賛の口コミが広がっています。

これを受け、映画配給ロングライドの公式Twitterでは大ヒット御礼キャンペーンを実施！エミリオ主演の『ブレックファスト・クラブ』（85年）、『ヤングガン』（88年）、『ヤングガン2』（90年）、『星の旅人たち』（10年）といった、青春映画のバイブルから円熟味溢れる監督作までのソフト2枚セットが、フォロー＆リツイートで4名にプレゼントされます。

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『パブリック図書館の奇跡』（原題：The Public）

米オハイオ州シンシナティの公共図書館で、実直な図書館員スチュアート（エミリオ・エステベス）が常連の利用者であるホームレスから思わぬことを告げられる。「今夜は帰らない。ここを占拠する」。大寒波の影響により路上で凍死者が続出しているのに、市の緊急シェルターが満杯で、行き場がないというのがその理由だった。約70人のホームレスの苦境を察したスチュアートは、3階に立てこもった彼らと行動を共にし、出入り口を封鎖する。それは“代わりの避難場所”を求める平和的なデモだったが、政治的なイメージアップをもくろむ検察官の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、スチュアートは心に問題を抱えた“アブない容疑者”に仕立てられてしまう。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスたちが決断した驚愕の行動とは……。

製作・監督・脚本・主演／エミリオ・エステベス
出演／アレック・ボールドウィン、テイラー・シリング、クリスチャン・スレイター、ジェフリー・ライト、ジェナ・マローン、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、チェ・“ライムフェスト”・スミス
2018年／アメリカ／英語／119分／スコープ／5.1ch／日本語字幕：髙内朝子