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2020.07.22 18:00

名優ダニー・グローヴァー74歳の誕生日記念!『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』新場面写真が解禁!

  • Fan's Voice Staff

『ムーンライト』でアカデミー賞作品賞を受賞したA24とプランBによる最新作『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』に出演する名優ダニー・グローヴァーの74歳の誕生日を記念して、新場面写真が解禁されました。

祖父アレン(ダニー・グローヴァー)、モント(ジョナサン・メジャース)

7月22日に74歳を迎えたダニー・グローヴァー。大ヒットシリーズ『リーサル・ウェポン』や『プレデター2』から、近年では、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』や『デッド・ドント・ダイ』などへの出演が映画ファンの記憶に新しいところです。自身の映画会社を持ち、プロデューサーとしても活躍しており、共同製作を務めた『ブンミおじさんの森』がカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞するなど、30年以上にもわたって映画や舞台、テレビで幅広く活躍しています。慈善活動にも精力的で、2014年にはサンフランシスコ大学から名誉博士号が贈られ、現在はユネスコの大使も務めています。

そんな彼を地元の英雄として仰ぐのは、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』の監督を務めたジョー・タルボット。サンフランシスコで生まれ育ち、本作の撮影にも並々ならぬ思いで挑んだ監督は、どうしても彼に出演してもらいたいと願い、脚本が完成する前から彼に手紙で猛アプローチ。なかなか返事が来ず、その後も主演で幼なじみでもあるジミー・フェイルズと電話で嘆願し、5年の年月をかけ本作への出演を説得することに成功しました。本作の舞台であるサンフランシスコのフィルモア地区で育ったグローヴァーは、自分の撮影がないときにも、撮影現場を訪れては故郷のサンフランシスコ人の気質を製作現場に吹き込んでくれたといいます。

本作でグローヴァーは、かつて家族と暮らした思い出の宿るヴィクトリアン様式の家を取り戻そうとする主人公の青年ジミー(ジミー・フェイルズ)を、傍で静かに支える親友のモント(ジョナサン・メジャース)の祖父を演じています。解禁された新場面写真では、孫のモントとソファに座り楽し気な笑顔を見せています。若いジミーやモントを気遣う一番の理解者として、劇中でも彼らを優しく導く姿に注目です。

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『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』(原題:The Last Black Man in San Francisco)

変わりゆく街・サンフランシスコで、変わらない大切なもの。
家族の記憶が宿る家とたった一人の友。それだけで人生はそう悪くない──。
サンフランシスコで生まれ育ったジミー(ジミー・フェイルズ)は、祖父が建て、かつて家族と暮らした記憶の宿るヴィクトリアン様式の美しい家を愛していた。変わりゆく街の中にあって、観光名所になっていたその家は、ある日現在の家主が手放すことになり売りに出される。この家に再び住みたいと願い奔走するジミーの思いを、親友モント(ジョナサン・メジャース)は、いつも静かに支えていた。今や”最もお金のかかる街”となったサンフランシスコで、彼は自分の心の在り処であるこの家を取り戻すことができるのだろうか。多くの財産をもたなくても、かけがえのない友がいて、心の中には小さいけれど守りたい大切なものをもっている。それだけで、人生はそう悪くないはずだ──。そんなジミーの生き方が、今の時代を生きる私たちに温かい抱擁のような余韻を残す、忘れがたい物語。

監督・脚本/ジョー・タルボット
共同脚本/ロブ・リチャート
原案/ジョー・タルボット、ジミー・フェイルズ
音楽/エミール・モセリ 
出演/ジミー・フェイルズ、ジョナサン・メジャース、ロブ・モーガン、ダニー・グローヴァー
2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/120分/PG12/字幕翻訳:稲田嵯裕里 

日本公開/2020年10月9日(金)より、新宿シネマカリテ、シネクイント他全国ロードショー
提供/ファントム・フィルム、TCエンタテインメント 
配給/ファントム・フィルム 
公式サイト
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