岩井俊二監督『チィファの手紙』9月11日公開決定!日本版予告編&本ビジュアルが解禁
- Fan's Voice Staff
岩井俊二監督『チィファの手紙』の日本公開日が9月11日(金)に決定!日本版予告編と本ビジュアルが解禁されました。
予告編は、姉チィナンが亡くなり、その死を告げるため参加した同窓会で、主人公のチィファ(ジョウ・シュン)が中学時代の憧れの相手チャン(チン・ハオ)と再会するシーンから始まります。「中学時代に憧れの人がいたんです でもその人私の姉が好きで」と語るチィファとともに、「手紙」を通して浮かび上がるそれぞれの初恋の記憶が、現代と過去二つの世代を繋いで描かれていきます。チィファとチャンの再会により始まった文通が、思いもかけない拡がりを見せ、やがて辿り着くひとつの奇跡とは──。
チィファの俯いた横顔が写された本ビジュアルは、あどけなさの残る若き日の姉チィナン(ダン・アンシー)の横顔をとらえたティザービジュアルとは対照的に、チィファはどこか切なげな表情を見せています。現代と過去を結ぶ物語が、チィファとチィナンの姉妹の二つの顔によって演出されています。
『Love Letter』(95年)、『スワロウテイル』(96年)、『リリイ・シュシュのすべて』(01年)、『花とアリス』(04年)など、数々の名作を世に送りだしてきた岩井俊二監督。今年1月に公開された最新作『ラストレター』と同じく、自身の小説「ラストレター」を原作に、岩井監督が中国で初めてメガホンをとった、もうひとつの“ラストレター”が、『チィファの手紙』です。岩井監督はプロデュース、脚本、編集、音楽も兼ね、プロデューサーにはアジア映画業界の巨匠ピーター・チャンが名を連ねています。中国では2018年に公開され、中国映画として当週の興行ランキング1位を獲得。中国のアカデミー賞とされる第55回金馬奨では、最優秀主演女優賞・助演女優賞・脚本賞の3部門でノミネートされたほか、北米、オーストラリアほか各国でも称賛を浴びました。
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『チィファの手紙』(原題:你好、之華)
亡くなった姉・チィナン宛に届いた同窓会の招待状。妹のチィファ(ジョウ・シュン)は、姉の死を知らせるために同窓会に参加するが、姉の同級生に姉本人と勘違いされた上に、初恋相手の先輩・チャン(チン・ハオ)と再会する。姉ではないことを言い出せぬまま姉のふりをして始めた文通があの頃の初恋の思い出を照らし出す──過去と現在、ふたつの世代を通して綴られる淡く切ないラブストーリー。
原作・脚本・監督/岩井俊二
プロデュース/ピーター・チャン、岩井俊二
音楽/岩井俊二、ikire
撮影/神戸千木
出演/ジョウ・シュン、チン・ハオ、ドゥー・ジアン、チャン・ツィフォン、ダン・アンシー、タン・ジュオ、フー・ゴー
2018年/中国/16:9/113分
日本公開/2020年9月11日(金)新宿バルト9 他全国ロードショー
配給/クロックワークス
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