映画『透明人間』リアルな映像を追求したメイキング入り特別映像が到着
- Fan's Voice Staff
ユニバーサルのクラシック・キャラクターにインスパイアされ、最先端の技術で恐怖と狂気に満ちた「透明人間」を描く映画『透明人間』より、リアルな映像を追求した撮影のメイキング入り特別映像が到着しました。
本作の監督を務めたのは、最も成功したホラーシリーズとしてギネス世界記録に認定された「ソウ」シリーズで製作総指揮と脚本を務めたリー・ワネル。人気ホラーシリーズ『インシディアス 序章』(15年)で監督としてデビューすると、バラエティー誌の「注目の監督10人」に選出され、また俳優としても『ソウ』(04年)をはじめ様々な作品に活躍するなど、多彩な才能が世界で高く評価されています。本作でも監督に加え、脚本、スクリーン・ストーリー、製作総指揮に名を連ねるほか、俳優の経験を生かして役者への演出にも気合を入れています。
今回解禁された映像では、そんなワネル監督の映画への意気込みやメイキングの様子が収められています。透明人間が民間の警察を襲い、また主人公のセシリアが透明人間の疑惑のかかる元恋人に襲われ叫ぶシーンなど、ワネルが得意とするスリリングな展開が息つく間もなく繰り広げられていきますが、続く撮影風景では監督が「僕はリー。知らないなら悪い知らせだ。(笑)僕が監督です」とお茶目に自己紹介をしたり、ジョークを飛ばしたりと和やかな現場の雰囲気が切り取られています。
撮影の第一週目では「『透明人間』を現代版にアレンジしてみたかった。どれだけ怖いか」と本作の制作に踏み切った心境について目を輝かせながら語っていたワネルでしたが、6日目では出演キャストが透明人間と直接対峙するシーンの撮影まで進み、「デジタルよりリアルが好きだ。難しくなるけどね」と、臨場感の溢れるスリルを追求した撮影に手ごたえを感じている様子。その言葉の通り、メイキング映像では、セシリア役のエリザベス・モスが自らワイヤーに釣られて大胆なアクションに挑む姿も映し出され、その熱気に満ちた撮影にワネル本人も思わず「カット!凄いよ!見た?」と興奮気味にカメラに喜びの笑みを向けるほど。
これまで数々の独創的なホラー作品に携わってきたワネルが、長く愛されてきたクラシックホラー”透明人間”をどのようにして現代に蘇らせるのか?ワネルが自信を持って届ける、新たなスリルに満ちたアップデート版『透明人間』は7月10日公開。
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『透明人間』(原題:The Invisible Man)
富豪で天才科学者エイドリアンの束縛された関係から逃げることの出来ないセシリアは、ある真夜中、計画的に脱出を図る。悲しみに暮れたエイドリアンは手首を切って自殺をし、莫大な財産の一部を彼女に残した。セシリアは彼の死を疑っていた。偶然とは思えない不可解な出来事が重なり、それはやがて、彼女の命の危険を伴う脅威となって迫る。セシリアは「見えない何か」に襲われていること証明しようとするが、徐々に正気を失っていく。
監督/リー・ワネル
製作/ジェイソン・ブラム
キャスト/エリザベス・モス、オルディス・ホッジ、 ストーム・リード
2019/アメリカ
日本公開/2020年7月10日(金)全国公開
配給/東宝東和
© 2020 Universal Pictures