『LETO -レト-』特別映像・日本版ポスタービジュアル第2弾・メイキング写真5点が解禁!
- Fan's Voice Staff
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞を受賞した『LETO -レト-』の特別映像、日本版ポスタービジュアル第2弾、メイキング写真5点が解禁されました。
特別映像は、誰もが経験し懐古するあの熱かった夏、そして誰もが憧れるひと夏の淡い恋を連想させるもの。波打ち際ではしゃいだり、浜辺で歌う若者たちや、友達のようにふざけ合いながらも急接近する男女、暑さも吹き飛ばすようなライブシーンなど、夏を感じさせる場面がいくつも切り取られています。有名なヨーコ・オノ&ジョン・レノンのキスを模したシーンで締めくくられるラストカットに胸が高ぶり、夏が待ち遠しくなる映像です。
第2弾ポスタービジュアルは、80年代当時の旧ソ連の街頭風景に、自由なタッチでビビットピンクが塗られたデザイン。3人の微妙な距離感が、ほのかにビターな恋も予感させます。
ロシアの伝説的バンド「キノ」のヴォーカルであるヴィクトル・ツォイと、彼の音楽的才能を見出したロックシンガーのマイク・ナウメンコ、そしてその妻ナターシャの3人をモデルに、ペレストロイカ目前のレニングラードで純粋に“自由”と“音楽”を追い求めた若者達のひと夏を描く本作。メイキング写真では、ヴィクトル・ツォイ(ユ・テオ)のライブシーン、酒を片手に電話BOXにたたずむマイク(ローマン・ビールィク)、楽屋でギター片手にタバコをふかすロックミュージシャンなどが切り取られ、モノクロのクラシックなかっこよさが際立った写真となっています。
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『LETO -レト-』(原題:LETO)
ときは1980年代前半。西側諸国(資本主義諸国)の文化は禁忌とされていたソ連時代のレニングラードでは、L・ツェッペリンやT・レックスなど西側のロックスターの影響を受けたアンダーグラウンド・ロックが花開こうとしていた。その最前線で人気を博していたバンド「ズーパーク」のリーダーであるマイク(ローマン・ビールィク)のもとにある日、ロックスターを夢見るヴィクトル(ユ・テオ)が訪ねてくる。彼の才能を見出したマイクは、共に音楽活動を行うようになるが、その一方で、マイクの妻ナターシャ(イリーナ・ストラシェンバウム)とヴィクトルの間には淡い恋心が芽生え始めていた……。
『LETO -レト-』プレイリスト
※劇中歌唱はカヴァーとなります
「Dryan (You’re Trash)」 ズーパーク
「Broken-Hearted blues」 T・レックス
「LETO(The Summer)」ズーパーク
「Moi Druzya (My friends)」 キノ
「Bezdelnik」キノ
「サイコ・キラー」トーキング・ヘッズ
「Aluminievie Ogurtsy (Aluminium Cucumbers) 」 キノ
「Moya Sladkaya N(My Sweet N)」ズーパーク
「Moye Nastroiniye(My Mood)」 キノ
「Vosmiklassnitsa (Eighth Grade Girl)」キノ
「I am Waiting for the Man」 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド
「パッセンジャー」 イギー・ポップ
「チルドレン・オブ・ザ・レボリューション」 T・レックス
「20センチュリー・ボーイ」 T・レックス
「Zvezda Rock-n-Rolla(Rock ‘n’ Roll Star)」 ズーパーク
「Kogda-to ty bil bitnikom (Once You Were a Bitnik)」 キノ
「パーフェクト・デイ」 ルー・リード
「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」 デヴィッド・ボウイ
「Vremya Yest, A Deneg Net(Got Time,No Money)」キノ
「Na Kukhne (In the Kitchen)」 キノ
「すべての若き野郎ども(All the Young Dudes)」 モット・ザ・フープル
「6утра(6 A.M.)」ズーパーク
「Derevo (The Tree)」キノ
「Konchitsya Leto(Summer will End)」キノ(エンドロール曲)
監督/キリル・セレブレンニコフ
出演/ユ・テオ、イリーナ・ストラシェンバウム、ローマン・ビールィク
2018/ロシア・フランス/スコープサイズ/129分/モノクロ・カラー/英語・ロシア語/DCP/5.1ch/日本語字幕:神田直美/原語監修:松澤暢子/英題:LETO(The Summer)
日本公開/2020年7月24日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給/キノフィルムズ/木下グループ
後援/駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦文化協力庁、ロシア文化フェスティバル組織委員会
公式サイト
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