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2020.06.26 12:00

『エジソンズ・ゲーム』カンバーバッチ&マイケル・シャノンの貴重な共演シーン映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

19世紀後半の”電流戦争”を描いた映画『エジソンズ・ゲーム』より、ベネディクト・カンバーバッチとマイケル・シャノンが共演する貴重な本編シーン映像が解禁されました。

発明家エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)と、ライバルの実業家ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)がついに対面を果たした本編終盤のシーン。史実と同様、本作でもほとんど顔を合わせる場面がなかった二人は、電流戦争の末、シカゴ万博の会場で肩を並べます。

「フェンスは奇妙なものだ。隣家が作ると庭が2つに分かれ、フェンスは共有に。問題は片方の家がフェンスを設計し、それを作り、そのための費用も負担する。だが、もう1軒は無料でフェンスが手に入る」と、電流戦争を巡る二人の関係をフェンス作りに例えるエジソン。そこに一人の少年がエジソンに声をかけ、サインを求めるのは、電流戦争に勝利したウェスティングハウスではなく、カリスマ性のあるエジソンの方が世間に広く知られていたことを象徴しています。

電流戦争の真っ只中、エジソンを夕食へ招待しながらも断わられていたウェスティングハウスが、「君を改めて夕食に招こうと。今が、その好機だな」「どんな感覚か知りたい。あの電球ができた時だ」と、二人の激しい電流戦争がついに終わりを迎えたかのように言葉を投げかけ、映像は幕を閉じています。

ベネディクト・カンバーバッチ自身「人生の教訓を教えてくれるこの場面の脚本はよく書かれていて、この時の撮影はとても楽しかった」と語っています。

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『エジソンズ・ゲーム』(原題:The Current War: Director’s Cut)

19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──?

監督/アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演/ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
2019年/アメリカ/108分/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈/字幕監修:岩尾徹

日本公開/2020年6月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国公開
配給/KADOKAWA
後援/一般社団法人 電気学会
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