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2020.06.11 8:00

エミリオ・エステベス監督『パブリック 図書館の奇跡』公開日は7月17日!日本版予告編&ポスターが解禁

  • Fan's Voice Staff

エミリオ・エステベス監督の最新作『パブリック 図書館の奇跡』の公開日が7月17日(金)に決定!日本版本予告とポスタービジュアルが解禁されました。

アメリカ、シンシナティの公共図書館で働くスチュアート・グッドソン(エミリオ・エステベス)は、様々な利用者の調べ物相談(レファレンス)や、陽気なホームレスたちの対応などに翻弄され、静かで穏やかという図書館のイメージとは真逆の毎日を送っています。そんなある日、大寒波が到来し、緊急シェルターがいっぱいで行き場を失くしたホームレスの集団が、図書館のワンフロアを占拠してしまいます。ホームレスの苦境を察し、彼らと行動を共にすることを決意したスチュアート。バリケードで出入り口を封鎖──それは緊急時の避難所を求める平和的なデモでしたが、警察官のラムステッド(アレック・ボールドウィン)の介入、政治的なイメージアップをもくろむ検察官(クリスチャン・スレイター)の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、事態はみるみる大ごとに。ピザ屋が値段を答えられるかどうかで警察でないことを確かめる、クスッと笑えるシーンも交えつつ、ついには武装した警官隊が強行突入しようとする一触即発の状況へ!追いつめられたスチュアートとホームレスたちは果たしてどうなるのか?

ポスタービジュアルでは、籠城したホームレスたちとともに決意の表情をたたえるスチュアートをはじめ、様々な立場のキャストのたちの姿が切りとられています。

ある新聞記事に着想を得て、11年の歳月を費やして本作の完成させたのは、エミリオ・エステベス監督。『アウトサイダー』(83年)、『セント・エルモス・ファイアー』(85年)、『ブレックファスト・クラブ』(85年)などに出演、1980年代ハリウッドの青春スターの一団を総称する“ブラット・パック”のひとりとして、一世を風靡しました。23歳で監督デビューし、キャリアを積み重ね、近年は円熟味すら感じさせる作風を披露しています。

主演も兼任し、念願のプロジェクトを実現させたエステベス監督のもとには、実力派揃いの個性豊かなキャストが集結。多彩なジャンルで圧倒的な存在感を保ち続けるアレック・ボールドウィン、エステベスと同じように青春スターとして脚光を浴びたのち、近年は曲者俳優として異彩を放つクリスチャン・スレイター、ダニエル・クレイグ版『007』シリーズのCIA局員フェリックス・ライター役で知られるジェフリー・ライト、さらに『ネオン・デーモン』(16年)のジェナ・マローン、Netflixオリジナルシリーズ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の主人公役で絶賛を博したテイラー・シリングが、エステベスとの掛け合いをいきいきと演じ、極上のアンサンブル劇に厚みを与えています。

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『パブリック 図書館の奇跡』(原題:The Public)

米オハイオ州シンシナティの公共図書館で、実直な図書館員スチュアート(エミリオ・エステベス)が常連の利用者であるホームレスから思わぬことを告げられる。「今夜は帰らない。ここを占拠する」。大寒波の影響により路上で凍死者が続出しているのに、市の緊急シェルターが満杯で、行き場がないというのがその理由だった。約70人のホームレスの苦境を察したスチュアートは、3階に立てこもった彼らと行動を共にし、出入り口を封鎖する。それは“代わりの避難場所”を求める平和的なデモだったが、政治的なイメージアップをもくろむ検察官の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、スチュアートは心に問題を抱えた“アブない容疑者”に仕立てられてしまう。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスたちが決断した驚愕の行動とは……。

製作・監督・脚本・主演/エミリオ・エステベス
出演/アレック・ボールドウィン、テイラー・シリング、クリスチャン・スレイター、ジェフリー・ライト、ジェナ・マローン、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、チェ・“ライムフェスト”・スミス
2018年/アメリカ/英語/119分/スコープ/5.1ch/日本語字幕:髙内朝子

日本公開/2020年7月17日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
提供/バップ、ロングライド
配給/ロングライド     
公式サイト
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