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2020.06.10 17:00

ふくだももこ監督『君が世界のはじまり』7月31日公開決定!大島智子による完全書き下ろしコンセプトイラストが到着

  • Fan's Voice Staff

松本穂香主演、ふくだももこ監督最新作『君が世界のはじまり』の公開日が7月31日(金)に決定!気鋭クリエイター大島智子とのコラボイラストが解禁されました。

2016年に短編小説「えん」で第40回すばる文学賞佳作を受賞し、2019年には『おいしい家族』で長編劇映画監督デビューを果たしたふくだ監督。2020年には舞台の作・演出も手掛け、もはやジャンルのボーダーラインを軽々と飛び越え、新時代の先頭に立つカルチャーアイコンの一人となりつつあります。そんな彼女の原点である2本の短編小説「えん」と「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」を再構築し、一本の映画にするというプロジェクトが実現しました。

イラストレーター、映像作家として活躍する大島智子は、女性を中心に感度の高い層から支持され、個展開催、漫画家デビューと様々なシーンで注目を集める気鋭のクリエイター。2018年にCanCam.jpにて連載した漫画「セッちゃん」が話題となりました。映画と原作小説に惚れ込んだ大島智子は、その危うく、熱っぽい世界観を合計13点にも上るコンセプトイラストに描き上げました。登場人物一人ひとりにフォーカスしたイラストや、先日解禁されたイメージビジュアルにもあるような2ショットのもの、さらには、劇中では見ることのできない高校生6人全員の集合ショットなどが描かれています。

大島のイラストは、6月12日(金)発売の前売券の特典となる特製ポストカードセット(コンセプトイラスト+ティザー&イメージビジュアルの6枚組)として配布されます(特典は数量限定)。

大島智子/コメント全文
視線を丁寧に描いている映画だなと思いました。視線の先の誰かの瞳には、別の誰かが映っている。誰かと交わったように思える夜が終わって、またばらばらな朝がくること。それが生き存える為の一瞬のように感じること。
映画を観て感じたそれぞれの「視線」を意識して描きました。映画の中では6名が集合することが無いので、関係性を考えながら描くのが楽しかったです。描いているうちに、それぞれの人物がどんどん愛おしくなっていきました。
映画の空気感を少しでも表現できていたら幸いです。

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『君が世界のはじまり』

大阪の端っこのとある町。深夜の住宅地で、中年の男が殺害される。犯人は高校生だった。この町の高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏をころころ変える親友の琴子(中田青渚)と退屈な日々を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラ君(小室ぺい)に一目惚れしたことで、二人は徐々にすれ違うようになっていく。同じ高校に通う純(片山友希)は、母が家を出ていったことを無視し続ける父親に何も言えぬまま、放課後ショッピングモールで時間をつぶす。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾(金子大地)と会い、求めるものもわからぬまま体を重ねるようになる。偶然ナリヒラ君の秘密を知るえん。急接近した二人を見て見ぬふりをする琴子。琴子に思いを寄せる、サッカー部キャプテンの岡田(甲斐翔真)。思いの捌け口を見つけられない純。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。変わらない町。そんなある朝、父親殺しの犯人が逮捕され……。郊外の気怠い空気とそれぞれの感情が混じり合い、物語は疾走していく。

出演/松本穂香、中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、板橋駿谷、山中崇、正木佐和、森下能幸、江口のりこ、古舘寛治
原作・監督/ふくだももこ
脚本/向井康介 
音楽/池永正二
撮影/渡邊雅紀
照明/林大智
録音/西正義
整音/原川慎平
編集/宮島竜治 
美術監修/小坂健太郎
衣裳/宮本茉莉
ヘアメイク/有路涼子
スチール/木村和平
助監督/伊藤希紗 
企画制作/オフィス・シロウズ

公開/2020年7月31日(金) テアトル新宿ほか全国ロードショー
配給/バンダイナムコアーツ 
製作/『君が世界のはじまり』製作委員会 バンダイナムコアーツ アミューズ オフィス・シロウズ
©2020『君が世界のはじまり』製作委員会
※古舘寛治の「舘」の正式表記は、舎に官です。