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2020.06.05 10:00

ジェシー・バックリー主演『ワイルド・ローズ』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

新進女優ジェシー・バックリーがその歌声を披露し、賞レースを席捲した『ワイルド・ローズ』の日本版予告編が解禁されました。

シングルマザーのローズ(ジェシー・バックリー)は、遠く離れたアメリカで歌手として成功する夢を諦めきれず、音楽活動を続けるなかで母親(ジュリー・ウォルターズ)と衝突し、幼い子どもたちからも「ママなんて嫌いだ!」と言われてしまいます。不器用な故に夢と家族の間でもがき苦しみながらも、ステージに自分の居場所を求めて懸命に生きるローズ。夢に傷つき諦めそうになる中で、遂に掴んだチャンスを目の前に彼女が見つける本当の答えとは──ラスト5分の歌声が呼ぶ感動に、期待が高まります。

主演のジェシー・バックリーは学生時代を過ごした音楽学校で鍛えた歌声で、劇中のライブシーンなどで披露される数々の曲を歌い上げています。予告編の後半でローズが歌う主題歌「GLASGOW」は、アカデミー賞ショートリストにも残り、賞レースで音楽賞を席巻。主演女優賞にノミネートされた英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式の会場でもバックリーは実際にこの曲を歌い、イギリスを代表するアーティストのアデルも、その歌声に喝采を贈りました。

「ジェシーの歌を聴いて、すぐに皆『まさにこれがローズの歌だ』と言いました」と振り返るのは、トム・ハーパー監督。「その歌は映画の本質を捉えていました。ローズができる限り人生を進み、最後には本当の自分のルーツから逃げられないと悟る、この映画の場面そのものの瞬間でした。映画の物語を歌の中に見事に表現していました」。

2018年トロント国際映画祭でプレミア上映された『ワイルド・ローズ』は、「ジェシー・バックリーが、スターへの階段を上る伝説のパフォーマンスを披露」(Variety)などと評され、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは92%フレッシュと高評価を獲得しています(※記事掲出時)。ナショナル・ボード・オブ・レビュー〈インディペンデント映画TOP10〉を始めとする各国のインディペンデント映画賞で作品賞・主演女優賞を受賞ました。

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『ワイルド・ローズ』(原題:Wild Rose)

カリスマ的な歌声を持つシングルマザーのローズは、故郷のスコットランドからアメリカに渡り、歌手としての成功を夢みていた。だが不器用にしか生きられない彼女は、夢を追い求めるあまり、時に愛する母親や幼い二人の子供達を傷つけてしまう。
夢と家族の狭間で苦しみ、若く才能のピークを迎え焦燥感に駆られるローズにチャンスが訪れる。老いた母と幼い子供たちとのささやかな幸福に包まれた暮らしか、夢を掴んでスターの座を追い求めるのか。葛藤する彼女がたどり着いた答えとは?葛藤の末に書き下ろした初のオリジナルソング。ローズの魂のステージの幕が上がる。ラスト5分、彼女の歌声にあなたはきっと涙する!

監督/トム・ハーパー
脚本/ニコール・テイラー
出演/ジェシー・バックリー、ソフィー・オコネドー、ジュリー・ウォルターズ
2018/カラー/5.1ch/イギリス/スコープ/102分/字幕翻訳:中沢志乃

日本公開/2020年6月26日(金)より全国ロードショー!
配給/ショウゲート
© Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018