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2020.05.29 19:00

リュック・ベッソン監督最新作『ANNA/アナ』6月5日公開決定!監督インタビュー映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、公開が延期されていたリュック・ベッソン監督最新作『ANNA/アナ』が、6月5日(金)より劇場公開されることが決定!監督インタビュー映像が解禁されました。

1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋、アナ(サッシャ・ルス)。美しきファッションモデルやコールガールなどの複数の顔を持つ彼女の使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ること。その明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使して、アナは国家間の争いを左右する一流の暗殺者への進化を遂げます。そんな中、アメリカのCIAの巧妙な罠にはめられ、捜査官レナード(キリアン・マーフィ)から驚愕の取引を迫られます。最大の危機を前にしたアナは、さらなる覚醒を果たし、世界の命運を握る二大組織KGBとCIAの脅威へと化していきます──。

リュック・ベッソン監督

随所にアクションがちりばめられているエンターテインメントでありつつ、巧妙かつ複雑な構造をしている本作の着想について、インタビュー映像でベッソンは、物事を見たままに受け取れない今の時代性に触れつつ、「とても興味深く新しいと思った。出来事がことごとく事実と違って見える、そんな映画を作った」と説明。続けて、「観客は5分おきに騙される」と鑑賞中の思考を色で例えながら、「映画の最後には、何が事実か分からなくなる。アナはマトリョーシカのように、中に幾つもの別の顔を持っている。どれが本当の顔か分からない」と、時間軸と衣装(見た目)が複雑に入れ替わる、本作の構造を解説しています。

サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィの3人の関係について、役に入りきったキリアンの演技があまりに奇妙で面妖だったようで「サッシャはキリアンに怯えていた」と回顧。対して、「(サッシャは)ルークには心を許していた」と明かし、サッシャとルークがKGB、キリアンがCIAという、劇中そのままの対立関係が反映されていて面白かったと振り返っています。

本作の見どころについて「良質なアクションもある」と、ベッソンのファンやアクション映画のファンには嬉しい一言。そして、見る側にも知性が必要だと不敵な笑みを浮かべながら、「刺激され能力を試されることを、そのまま楽しんでほしい。私のように刺激的で挑戦的な映画が好きなら、絶対に満足するだろう」と自信をのぞかせました。

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『ANNA/アナ』(原題:Anna)

1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋、アナ(サッシャ・ルス)。美しきファッションモデルやコールガールなどの複数の顔を持つ彼女の使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ること。その明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使して、アナは国家間の争いを左右する一流の暗殺者への進化を遂げる。そんな中、アメリカのCIAの巧妙な罠にはめられ、捜査官レナードから成功確率0%の究極の取引を迫られる…。最大の危機を前にしたアナは、さらなる覚醒を果たし、世界の命運を握る二大組織KGBとCIAの脅威へと化していくのだった──。

監督・脚本・製作/リュック・ベッソン
製作/マーク・シュミューガー
出演/サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィ、ヘレン・ミレン
2019年/フランス・アメリカ/カラー/スコープサイズ/5.1ch/1時間59分/日本語字幕:佐藤恵子/PG12

日本公開/2020年6月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給/キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト
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