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2020.05.28 12:00

『パラサイト 半地下の家族』モノクロVer.は6月5日、IMAX版は6月12日公開決定!新型コロナ対策ポスターも解禁

  • Fan's Voice Staff

第92回アカデミー賞で外国語映画初の作品賞を受賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4冠に輝いたポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』のモノクロVer.とIMAX上映の劇場公開日が、それぞれ決定しました。あわせて、劇場来場時のお願いとして、新型コロナウイルス感染予防対策を呼びかけるビジュアルが新たに解禁されました。

新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑みて上映日を調整していたモノクロVer.とIMAXですが、緊急事態宣言の全面解除を受け、モノクロVer.は6月5日(金)、IMAXは翌週6月12日(金)より全国公開されることが決定しました(上映劇場詳細は公式サイトに掲載)。

映画ファンは垂涎モノの、ひと味違った感覚で本作を堪能できるモノクロVer.は、オリジナルのカラーVer.(通常版)がカンヌ国際映画祭でお披露目をされる前に制作されていました。モノクロVer.制作の理由についてポン監督は「黒澤明、ジャン・ルノワール、ジョン・フォード、アルフレッド・ヒッチコックなど偉大な監督たちのフィルモグラフィーには、モノクロ映画の時代とカラー映画の時代とがありますが、私たちの世代はモノクロ映画を作る機会がありませんでした。自分もクラシックの仲間入りをしてみたいという夢を、最新のデジタル技術のおかげで実現することができました」と語っています。

IMAX上映では、デジタルリマスターされた映像で臨場感がより際立ち、映画の吸引力を濃厚に感じられる映像体験が劇場で楽しめます。

来場者へ新型コロナウイルス感染症の予防対策を呼びかけるビジュアルでは、貧しいキム一家と裕福なパク一家の全員がマスクを着用。3密気味の2家族の上には、「適切な距離も保ちましょう」と、自虐気味にソーシャルディスタンスを推進するコピーが添えられました。

1月10日(金)に日本公開された本作は、アカデミー賞受賞を受けその勢いが増し、国内観客動員数は330万人を超え、興行収入は45.5億円を突破。韓国映画として国内興行収入1位の記録を塗り替えただけではなく、『グリーンブック』(21.6億円)、『ラ・ラ・ランド』(44.2億円)など、近年のアカデミー賞受賞で大きな話題となった作品を上回る、社会現象ともいえる大きな盛り上がりを見せました。

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『パラサイト 半地下の家族』(英題:Parasite)

全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが…この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく──。

出演/ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン
監督・共同脚本/ポン・ジュノ
撮影/ホン・ギョンピョ
音楽/チョン・ジェイル 
2019年/韓国/132 分/2.35:1/原題:Gisaengchung/PG-12

日本公開/2019年12月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田にて先行公開|2020年1月10日(金)、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー!
配給/ビターズ・エンド
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