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2020.05.19 12:00

ジェシー・バックリー主演『ワイルド・ローズ』場面写真9点が一挙解禁

  • Fan's Voice Staff

イギリスの新進女優ジェシー・バックリーがその歌声を披露し、賞レースを席捲した『ワイルド・ローズ』の場面写真9点が一挙解禁されました。

カリスマ的な歌声を持つシングルマザー・ローズ(ジェシー・バックリー)の、一度はあきらめたスター歌手になるという夢を自分らしいやり方で懸命にかなえようとする姿を追った本作。

解禁された場面写真は、スコットランドのグラスゴーで暮らすローズの日々を切り取ったもので、家族との姿や歌手として夢を追う姿などが映し出されています。

歌唱シーンのカットでは、ギターを抱えて熱唱するエモーショナルな姿や、穏やかな表情で歌う姿、また、きらびやかなステージの上で弾ける姿が見られ、ローズの歌手になりたいという夢への思いの強が伺えるものとなっています。

実在の人物がモデルとなった本作で主人公を演じるジェシー・バックリーは、近年では『ジュディ 虹の彼方に』(19年)や『ドクター・ドリトル』(20年)、そしてゴールデン・グローブ賞受賞ドラマ「チェルノブイリ」にも出演する、今最も注目の女優。賞レースを席巻した主題歌「GLASGOW」をはじめ、劇中の音楽は彼女自ら歌いあげ、英国アカデミー賞授賞式の会場で主題歌を歌い上げる堂々とした姿も話題になりました。

過去にTVシリーズ『戦争と平和』(16年)でもバックリーと仕事をしたトム・ハーパー監督は、本作で彼女を起用した理由として「彼女が並外れた女優であるからだけではなく、彼女の歌の才能も知っていたからです。これ以上の適役はいませんでした。また、歌っている姿を送ってもらったが、信じられないくらい素晴らしかった」と語り、バックリーの女優、シンガーとしての才能を絶賛しています。

2018年トロント国際映画祭でプレミア上映された『ワイルド・ローズ』は、「ジェシー・バックリーが、スターへの階段を上る伝説のパフォーマンスを披露」(Variety)などと評され、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは92%フレッシュと高評価を獲得しています(※記事掲出時)。ナショナル・ボード・オブ・レビュー〈インディペンデント映画TOP10〉を始めとする各国のインディペンデント映画賞で作品賞・主演女優賞を受賞し、英国アカデミー賞(BAFTA)ではジェシー・バックリーが主演女優賞にノミネートされました。

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『ワイルド・ローズ』(原題:Wild Rose)

カリスマ的な歌声を持つシングルマザーのローズは、故郷のスコットランドからアメリカに渡り、歌手としての成功を夢みていた。だが、不器用にしか生きられない彼女は、夢を追い求めるあまり、時に愛する母親や幼い二人の子供たちを傷つけてしまう。夢か家族か、若さと才能を兼ね備え、遂に掴んだチャンスを前に、葛藤する彼女がたどり着いた答えとは?描き下ろした初のオリジナルソング。ラスト5分、魂のステージが今幕を開ける──!

監督/トム・ハーパー
脚本/ニコール・テイラー
出演/ジェシー・バックリー、ソフィー・オコネドー、ジュリー・ウォルターズ
2018/カラー/5.1ch/イギリス/スコープ/102分/字幕翻訳:中沢志乃

日本公開/2020年6月26日(金)より全国ロードショー!
配給/ショウゲート
© Three Chords Production Ltd/The British Film Institute 2018