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2020.04.28 21:00

【インタビュー】『ブラックリスト』主演ジェームズ・スペイダーがシーズン7の魅力とレッドの謎を大いに語る

  • Fan's Voice Staff

エミー賞最優秀男優賞を3度受賞しているスター俳優、ジェームズ・スペイダー主演のサスペンス・アクションドラマ『ブラックリスト』のシーズン7がいよいよ日本でも放送開始されます。

国際的な犯罪者レイモンド・“レッド”・レディントンは自らFBIに出頭し、免責契約と引き換えにブラックリストに載る凶悪犯逮捕に協力することを申し出る。レッドの指名により、パートナーに任命された若き捜査官エリザベス・“リズ”・キーンとともにさまざまな陰謀を明らかにしていく中、リズの出生の秘密も明らかになっていく。シーズン6のラストで、レッドは、リズの母親で元KGBの伝説的なエージェント、カタリーナ・ロストヴァがKGBに追われていることを知りパリに向かうが、会った矢先にカタリーナに刺され、拉致されてしまう……。

シーズン7で、その関係性に大きな変化が訪れるレッドとリズ。また、レッドの正体はついに明らかになるのか?レッドを演じるジェームズ・スペイダーが、シーズン7の撮影が進む中、自宅から電話インタビューに応えてくれました。

Photo by Justin Stephens © Sony Pictures Television

──衝撃的な終わり方を迎えたシーズン6ですが、シーズン7ではカタリーナ・ロストヴァが重要な役どころになりそうです。シーズン7では、彼女との関係は明らかにされていくのでしょうか?
はい。彼女はシーズン7で非常に重要な役を担います。それに、彼女の存在がこの番組に与える影響は、非常に深いものがあります。他の登場人物たちに、非常に大きな影響がありますからね。シーズン7ではたくさんのことが明かされますが、それにより新たな疑問も出てくると思います。どうなるかは実際に観ていただければと思いますが、視聴者の方がどこの国で観ていて、今どこまで観ているのか、私にはわかり得ないですから、こうした質問に回答する時は気をつけるようにしています。

──今シーズンでのレッドは、これまでで最も困難な状況にあり、『ブラックリスト』史上最大の波乱も予感させますね。
彼は人生で本当に長い間を危険な状態で過ごしてきて、もはやそれが彼の生き方になってしまったと思います。ただ言っておかなければならないのは、エリザベス・キーンは彼にとても好意的に接しているように見えるかもしれませんが、彼はカタリーナとエリザベスの両方と問題を抱えており、向き合っていかなければならないと思います。でも、この先のエピソードでも見どころはまだまだたくさんあります。ちょうど今、エピソード15を撮影していて、エピソード16の内容を脚本家たちとまとめたところなのですが、このシーズンではこれからも溜めに溜め続けて、結構なクライマックスを迎えることになりそうです。

──このシリーズの結末はご存知なのですか?脚本家の創作プロセスにあなたは非常に深く関わっていますが、どのような結末を迎えて欲しいと思っていますか?
はい。このシリーズがどのように終わりを迎えるのか、その大枠の展開を知っていますよ。ここしばらくは、脚本家たちと毎週その話をしています。番組で「今」起きていることの話をする時は、それがやがてやって来るエンディングに向けてどんな影響を及ぼすのか、先のことも常に考えるようにしています。全体像はありながらも、エンディングにたどり着くまでの細かな点については、常に議論を重ねているところですね。

短い答えは、はい、エンディングは知っています。

──今では1日で1シーズンをイッキ見してしまうような時代になったわけですが、そんな中で『ブラックリスト』の人気が続くのはなぜだとお考えですか?
非常に面白い質問ですね。この番組が視聴者を維持できているのには、いくつかの理由があると思います。まず、この番組は非常に早い時期から世界中の様々な幅広い方々にリーチすることができました。これまで私が携わったどんな映画や番組よりも、幅広い視聴者を抱えていると思います。様々なタイプの視聴者を満足させられていることが、その理由の一つだと思います。

それから、本当に多くの海外の視聴者がいてくださるのも大きな理由で、この番組にとっては欠かせないものとなっています。ストーリー面でもこれは非常に重要な要素で、たくさんの場所を舞台として登場させていますし、レディントンは世界中たくさんの国で、様々な言語や文化の人々と日々交わったりするわけで、この番組では国際的な要素を大事にしてきています。これも(番組の人気の維持に)大きく貢献していると思います。

それから様々なプラットフォームで視聴できることが、この番組にとっては役立っていると思います。エピソードを観た後に、また繰り返し観たりできますからね。この番組は何度も観返したくなるようにできているというか、初めて観た時と、1ヶ月後に続きを観て物語の展開を知った上でまた元のエピソードを振り返って観た時とでは、解釈が完全に変わったりすることがありますからね。そしてエピソードを重ねれば重ねていくほど、こうしたケースが増えていくわけで、この番組は何度も繰り返し観るのに非常に向いているのです。

このような複数の要素が合わさり、視聴者の維持につながっているのだと思います。

──レッドとは本当は誰なのか、その正体がこの番組の大きなテーマになっていますが、最初にこの役を引き受けた時、その正体がどんな発展をしていくのか知っていたのですか?それとも視聴者と同様に、番組が展開する中でわかってきたのでしょうか?視聴者からすると、彼が本当は誰なのか、まだよくわかりませんが。
レディントンが誰なのかについては、私は一番初めから知っていました。シリーズ全体を通して、その時々において彼が何者なのか、視聴者が理解できるように最新の注意を払っています。すぐ後にまた、実は別の人物なのではと思わせることもありますが、その時々で彼が何者なのか、理解してもらえるようにしてきました。

ちょうど今は、彼の正体について疑問に思えるかもしれませんが、これまで7つのシーズンの中で、レッドの正体が登場人物たちの関心として前面に扱われた時期もあれば、まったくそのことが気にされなかったシーズンもありました。プレスに限らず、各国で会う視聴者からの質問を聞いていても、彼の正体や、彼が何者かといった質問は、その時々の物語の進み具合で出てくる時と出てこない時があります。最初のシーズン1の頃には、皆さんが非常に気にしていたトピックでしたね。

シーズン1の初期の時点で最も大事になると感じていたのは、シリーズ全体を通じて、また1つのシーズンの中でも、レディントンの過去や正体といったものに関係なく、視聴者にはその時々に起きていることやレディントンの人間関係に興味を持ってもらうことで、時間の経過を作り出すことでした。その中で、今起きていること、今の彼が影響力を持つ領域にいる人物たちが、物語を牽引していくわけですね。

そしてまさにこれが実際に現実となってきたわけで、彼の正体や過去、未来といったものが注目を浴びた時もあれば、その時に起きている出来事が焦点となった時もあります。脚本家たちはこの点を非常に上手く形にしていて、番組の成功にも役立ったと思います。

結局のところ、私が絶対に話さないことの一つが、彼の過去や人物像に向けた様々な議論や考えです。非常に興味深い話ですけどね。最初にレディントンが登場した時から、誰もその話はしていません。レイモンド・レディントンほど自身のアイデンティティに責任を持ち真剣なキャラクターは、私が出会ってきたものの中では他にいません。彼は自分の性格や意見、視点や行い、生き方、周囲の人々や環境との比較といったことを一切表に出さない人物です。これは彼の魅力的なところの一つだと思いますね。

彼の正体が大勢の人から注目を浴びてきた中で、彼はとても利用できる男で、自身の強固なアイデンティティに非常に満足している人物です。本当に、私が実社会で会う多くの人々よりも、彼は自分のアイデンティティに馴染んでいます。このキャラクターの過去やアイデンティティに関して人々は真剣な疑問を抱くかもしれませんが、本当の意味で彼の正体を問うことはできません。彼は彼らしく、彼なりに生きているだけです。この対比は非常に興味深くて、率直に言うと、愉快だと思います。彼を面白くて魅力的な人物にしている点でもあるとも思います。

こうしたことで、この7年間ずっと、私にとってこのキャラクターは驚きもあって興奮する、興味深く面白いものであり続けました。視聴者にとってもね。そのことに私は深く感謝しています。

──レッドはヒーローなのか、悪者なのか。今後どのようにこのキャラクターが発展していくのでしょうか?
彼は時に善い行いが出来る悪人であり、時に悪い行いが出来る善人でもあると思います。それで言えば、彼はアンチヒーローなのでしょうね。

キャラクターの変化という点では、これまでも彼は変化を強いられてきています。本当に面白い人物だと思います。彼はこの上なくカオスでよくわからない状況に身を投じることにまったく動じないし、非常に柔軟です。そのような状況では柔軟さを求められる場合が多いですからね。私が気づいたシリーズを通じた変化といえば、最初の頃の彼には経験したことのない形で、人々に対して責任を持つことが求められるようになったことだと思います。

シリーズ開始前は、このキャラクターは、他人に対して日々責任を感じたり、大切に思う数多くの人たちの人生に自分の生き方が直接的な影響を与えることになると思っていませんでした。でも、シリーズを通してこうしたことに対処しなければならなくなり、変化が訪れたのだと思います。それをまた変えることができるのかは、わかりませんがね。

──7シーズン目に入った今でも、レッドに驚かせられることはありますか?それとも彼のことはよく理解しているという感覚ですか?
レッドのことは非常によくわかっている気がしますが、新たな局面を迎えることが多々ある中で、それらに対する彼の反応に驚かされることはあります。彼はどんな限界も自信を持って突破するし、その自信はほとんどの状況で失われることはありません。こうした状況の多くは未知であるため、新しいやり方や変わったやり方で対処することを強いられるわけで、それに驚かされることがよくあります。

それから、ほんの小さな瞬間に驚きを感じる時もあります。例えば昨晩撮影していたとあるシーンでも、その時に自分の中で感じたことや反応に非常に驚かされました。突然だったしほんの一瞬だったのですが、私にとっては非常に驚きを覚える瞬間でした。

大きなサプライズになるようなことは、脚本家とずっと前から話をしてあるためすでに知っている場合が多いので、レディントンに関して普段から驚かされるのは、日々の行動的反応ですね。

Photo by Justin Stephens © Sony Pictures Television

──何年も同じ役を演じていると飽きてしまうこともありますが、レッドを演じ続けたいと思う理由は?それから、いずれレディントンと別れを迎えることになりますが、心の準備はできていますか?この謎に包まれた男がいなくなると、あなたの人生はどうなるのでしょうか?
この7年間、レイモンド・レディントンに飽きたと感じたことは一切ありませんね。またこれは、脚本家たちと最も初期段階で深く議論したトピックでもあります。レディントンというキャラクターがこの番組でなぜあのように描かれているのか。彼は明らかに何かが起きている時にしか、登場しません。

初期の頃に特に気をつけていたのは、レディントンを見せすぎないようにすることでした。登場しすぎて飽きられるようなことは一切しない、見過ごされてしまうようなキャラクターには絶対にしない。身体が動いていなくても、冷静な状態でも、彼は常に動いているように感じてもらいたかった。彼の意識は動き続けていて、今現在だけでなく、その先に起きることを考えている。それから、常に確固たる目的と自信があり、全力を注いでいること。こうしたことが非常に大切になりました。

それから、ユーモア、不遜さ、激しさ、真面目さ、感情、果断な行動、恐怖といったもののバランスを本当に細かくとることです。彼にはそうしたものが常に混じり合っていて、それが様々な変化を見せるので、観ている方が平坦に感じたり、退屈な人物だと感じることは一切ないはずです。彼が退屈を感じていたことは一切なく、退屈な様子で登場している場面は一つもありません。私自身も、彼を演じながら退屈だと思ったことは一切ありません。どのシーンでもしっかりと気を配り、注意深く集中して全力を注ぐことが求められますからね。

続いて2番目の質問、この番組がいずれ終わりを迎えた時に、私の人生から無くなってしまうものがあるかとのことですが、無くなってしまうものは、この番組です。私の人生にはたくさんの挑戦とやりがい、満足感がありますが、仕事をしていない時間の一刻一刻も非常に大切で、その時間をもっと確保するというのも私にとっては大事なことです。一方で、素晴らしい達成感もありますし、俳優として次の人生、次の世界というものに期待し探検できるのは、非常に興奮することです。こうしたワクワクする可能性があることが、私がこの仕事をする理由の一つですね。なにかが終わりかけて心に穴が空きそうになっても、次にどんなものが待っているかという強い期待が、その穴をすぐに埋めてくれるのですから。

──この奥深いキャラクターを7年間演じる中で大変だったことは?キャラクターとあなたの関係という点では、これまで演じてきた役、例えば『ボストン・リーガル』のアラン・ショアとはどのように異なりますか?
この7年間、レイモンド・レディントンを演じる上で最も大変だったのは、朝に目覚ましが鳴って、仕事に行くことでしたね。とにかく私は朝が苦手で、これまでも朝型に慣れたことは一切ありません。昔は俳優とは夜の仕事だと思っていました。私は舞台からキャリアを始めて、映画に移った後も夜に撮影するものが大好きで、そうした映画に多く出演しました。それから突然テレビの仕事をするようになったのですが、テレビは主に日中に、しかもかなり朝早くから撮影されます。それに慣れたことはこれまで一切ありません。でも7年間にわたり実際にレイモンド・レディントンを演じてこられたのは、大変幸せなことです。

レイモンド・レディントン対アラン・ショアという点では、アラン・ショアは他の誰でもなく、自分自身に対して危険な人物です。レイモンド・レディントンは危ない男で、周囲の人物にとっても危険な存在ですし、彼が生きる世界では、非常に警戒しながら注意深くあることが求められます。二人には共通点もあり、自分の住む世界をよく理解していて、生きるための強い欲望もあり、ユーモアのセンスも鋭く、感情的で、非常に自信家で、それぞれなりに恐れ知らずなところがあります。二人が恐怖を持つところは非常に異なり、恐れを感じないところも、また非常に異なりますがね。

レイモンド・レディントンは、人がすぐ恐がってしまうようなことの多くに、恐怖を感じません。でも彼は、非常にはっきりとしない個人的なことで恐怖を抱くし、自分が持つ力や、自分がどんなことをやってしまうのか、その周囲への影響に恐れを感じる時があります。

アラン・ショアが恐れるのは、自身の人生が十分な満ち足りたものではなく感じてしまったり、裁判案件以外で人の生死に関わることがなくなってしまうことだと思います。彼は自身の生死を恐れたことはないと思います。それよりも、正しいやり方で正しく勝つことの方が大切で、彼なりの正義感を通すことが望みなわけです。弁護士なら誰にでもある思いですが、アランはそれが一段と強いために、どんな手段を使ってでも自身の正義感を満たそうとするのだと思います。

2人には共通点がありますが、非常に顕著な違いもありますね。

──俳優としてこの役を演じる上でチャレンジングなところは?シーズンを重ねていく上で、役作りにおいてなにか特別なことはしていますか?
この番組に携わったことによる最高の贅沢の一つが、脚本家たちと密な関係で仕事ができることです。非常に初期の段階から、このキャラクターを彼らと一緒に創り上げることが出来ました。ユニークでワクワクする面白い人物でありながらも、非常に強烈で時には感情的な面も見せるこのキャラクター作りに深く関わることは、これほど長い期間にわたり興味を持ち続けるのに最適でした。

またこの点は、パイロット版の脚本を初めて読んだ瞬間からはっきりしていました。読んですぐに、このキャラクターにはあらゆる可能性がある、とね。彼の前には本当に大きな世界が広がっていて、どこにでも連れて行くことができる。多様なシチュエーションに彼を置くことができるし、物語の方向性も多彩にある。だから、番組のトーンにも変化を持たせることができるし、このキャラクターの感情面の展開も、変化や驚きに富んだものにできるわけです。

──レッドはあなたにとって最もお気に入りのキャラクターですか?これまで演じたキャラクターの中での順位は?今後また映画に出演することは考えていますか?
そのような見方はしませんね。これまで長年にわたり本当に数多くの役を演じてきました。演じている間はその役に強い愛着を感じるのですが、番組が終わった後は、割とすぐに心が離れてしまいます。もっと一緒に時間を過ごせたらと思う役はいくつかありましたが、それはTVシリーズではなく映画であることが多いですね。それはもちろん、テレビの方がキャラクターをじっくりと描けるのが主な理由なのですが、そのため、シリーズが長く続くと、理想的な形で終わらせたような感覚も持てます。

これは今まで考えたことがなかったので、嬉しい質問ですね。幸運なことに、これまで出演したテレビ番組では、自分が演じた役を十分に完結させることができたような気がしています。番組の数はあまり多くありませんが、中には長期間続くものもあるので、そのような感じがするのでしょう。『ボストン・リーガル』は長く続いたし、本作もね。この2つは、シリーズの寿命を十分に全うさせてもらえています。言い換えれば、この2つは突然キャンセルされることがなく、満足のいく形で終わりを迎えることができています。その一方で、映画はあっという間に終わるし、それが映画の大好きなところなので、『ブラックリスト』が終わったらまた直ぐに、次の映画に携われるのを楽しみにしています。

──もしこの世界の問題やミステリーを解決できるとしたら、何にしますか?
大きな質問ですね。私みたいな神経質な人にとっては非常に壮大な質問ですが、答えてみましょう。

女性という最高のミステリーを紐解くことに人生を費やすでしょうね。最後の一息までこの謎解きを楽しむと思います。それから、幸福と充足感のある人生を、恩寵と知恵を持って自分らしく生きること。どうすればこれを成功させられるのかは、人生をかけて解くのに値するミステリーだと思います。

自分が見る世界というのもミステリーです。旅をする時はなるべく読書をしたり、初めての芸術や文化、社会や人々にたくさん触れるようにしているのですが、そうした自分の周りに広がる世界というのも、生涯を通じて追っていくミステリーですね。

住んでいる場所や生活に関わらず、新聞を読んだ時など毎日どこかの時点で直面するミステリーというのもあります。我々はどのようにしてここに行き着いたのか。どのようにしてこの文化とこの社会、そして今の状態にたどり着いたのか。今後どのようにして、あらゆる文化や人々に対しても人道的で真っ当な、配慮がなされた形で、健全に建設的に前進していくのか。これは私が毎日自問するミステリーだと言わざるを得ません。簡単にその答えに辿り着けるとは思っていませんけれどね。

あなたの質問に答えたところで気がつきましたが、(ミステリーに)満足のいく回答は出したくないですね。今話したミステリーはどれも、解決できてしまうと人生の面白味がかなり減ってしまいます。こうしたミステリーこそが、人生に生きる価値を与えると思います。さらには、こうしたミステリーが解決されるべきなものかも、よくわかりません。人類にとってこうしたミステリーは、解明することを切望し、努力して考え続けていくものではあると思いますが、解明することが可能なものなのか、私にはわかりません。

──「ブラックリスト」は日本でも大人気です。「スーパー!ドラマTV」で4月28日からシーズン7が日本初放送となりますが、日本のファンに向けて、メッセージをお願いします。
日本にこの番組のファンがいてくださることは、本当に嬉しく思いますし、『ブラックリスト』のシーズン7を楽しみにしてくださっていることに、感激しています。日本には何年も前に東京国際映画祭で1度だけ行ったことがあって、このメッセージを直接日本でお伝えできていないことが残念なのですが、一日でも早く日本に行って、日本のファンとお話したいと思っています。(前回の滞在で)ほんの僅かしか日本を見ることができませんでしたが、大好きだったので、もっとたくさん見ることができる日をとにかく楽しみにしています。

面白いのは、私は食べることも料理をすることも大好きなのですが、非常にややこしい食事制限があって食べられない食材があるために、レストランで外食をするのが非常に困難です。家でいろいろな料理を作る時は、簡単に対処できるのですがね。でもほとんど何を食べても問題がなく、そのため外食時にもいちばんよく食べるのが、日本食です。

ですので、また日本に行ってこの番組や私が手掛けた他の作品を気に入ってくれているファンの方々とお会いするのは本当に楽しみですが、とにかく日本を再び訪れること自体が待ちきれません。

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『ブラックリスト シーズン7』

海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて2020年4月28日(火)22:00、独占日本初放送スタート!
【二カ国語版】毎週火曜 22:00 ほか
【字幕版】毎週火曜 24:00 ほか

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