『リトル・ジョー』日本版予告編＆ポスターが解禁
- Fan's Voice Staff
第72回カンヌ国際映画祭でエミリー・ビーチャムが女優賞を獲得したボタニカルスリラー『リトル・ジョー』の日本版予告編とポスターが解禁されました。
人間によって生み出された新しい植物が、人知を超えた進化を遂げたとしたら……という、まったくあり得ない話ではないテーマに挑んだ『リトル・ジョー』。
予告編は、上司からの期待と助手からも尊敬を得て充実した日々を送るアリスとジョーの会話から始まります。人を幸せにする画期的な植物“リトル・ジョー”のルールは3つ。「必ず、暖かい場所で育てること」、「毎日、欠かさず水をあげること」、そして最も重要なことは「何よりも、愛すること」。“リトル・ジョー”の花粉を吸い込んだジョーやクリスたちに違和感を持つアリス。彼女が生み出したものは希望か、絶望か。鮮やかな色彩と不気味さが入り混じり、海外の舞台や映画音楽で活躍した作曲家・伊藤貞司による、不穏な尺八の音色が響く映像となっています。
監督はミヒャエル・ハネケの助手を務め、『ルルドの泉で』で注目された気鋭ジェシカ・ハウスナー。科学の発展がもたらす利便性によって成り立っている私たちの生活の中で、「絶対にありえない」とは言えない不安をあぶり出します。リトル・ジョーが放つ蠱惑的な美しさと、おとぎ話のような耽美な世界観で、カンヌを震撼させました。
主演は、本作でカンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いたエミリー・ビーチャム。これまでにコーエン兄弟の『ヘイル、シーザー！』などに登場、『101匹わんちゃん』の悪役・クルエラをエマ・ストーン主演で描く『Cruella（原題）』への出演も決定しています。本作では、母として、研究者として不信感に追い詰められるアリスを繊細に表現しました。
さらに、『パフューム ある人殺しの物語』の主演を務め、『007』シリーズのQ役でもお馴染みのベン・ウィショーが、アリスに尊敬と恋心を抱く助手を怪しい魅力で演じています。
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『リトル・ジョー』（原題：Little Joe）
監督／ジェシカ・ハウスナー
出演／エミリー・ビーチャム、ベン・ウィショー、ケリー・フォックス、キット・コナー ほか
2019／オーストリア・イギリス・ドイツ／105分／カラー／ビスタ／5.1ch／英語／日本語字幕：金関 いな
日本公開／2020年6月19日（金）アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー！
配給／ツイン
公式サイト
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