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2020.03.10 20:20

クリント・イーストウッド作品が35mmフィルム上映決定!『ダーティハリー』『許されざる者』など13作品

  • Fan's Voice Staff

東京・京橋の国立映画アーカイブにて、企画上映「35mmフィルムで見るクリント・イーストウッドの軌跡」(仮題)が、2020年10月29日(木)より開催されることが決定しました。

『ダーティハリー』© 1971 Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

ワーナー ブラザース ジャパン合同会社との共催となる本企画では、『ダーティハリー』(71年)や『許されざる者』(92年)など、クリント・イーストウッドの出演作品や監督作品計13作品が、ワーナーブラザース所蔵の日本語字幕付35mmプリントで上映されます。

35mmフィルムで見るクリント・イーストウッドの軌跡
会期:2020年10月29日(木)〜12月6日(日)
   ※月曜(休館日)および12月1日(火)休映
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU、小ホール
会場住所:東京都中央区京橋3-7-6
主催:国立映画アーカイブ、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
※他の上映作品、スケジュール、料金などの詳細は、決まり次第発表。

『ダーティハリー』は、名コンビとなるクリント・イーストウッド主演×ドン・シーゲル監督が送り出した人気シリーズの第1弾。主人公であるサンフランシスコ警察の刑事ハリー・キャラハンを演じたサスペンスフルなクライムアクション映画で、ドン・シーゲル監督にとっても出世作ですが、それまでイタリア発の西部劇、マカロニ・ウエスタンの役者程度にしか認識されていなかったクリント・イーストウッドも、この作品の成功で一躍スターとなりました。“ダーティハリー”というタイトル通り、イーストウッドが演じた主人公は、手段を選ばないアンチ・ヒーロー像の頂点に。”メイク・マイ・デイ”は、映画史に残る名セリフとなりました。

『許されざる者』© 1992 Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved.

イーストウッドはサイコスリラー『恐怖のメロディ』(71年)で映画監督デビューを果たし、監督としても高い評価を得てきました。『許されざる者』(92年)は、そんなイーストウッドがついにアカデミー賞作品賞を受賞した最高傑作。70年代にともに名声を勝ち取ったドン・シーゲルとマカロニ・ウエスタン時代の恩師セルジオ・レオーネに捧げられた西部劇は、まさにイーストウッドの真骨頂です。

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更新情報:新型コロナウイルス感染拡大の影響により当初の発表より会期が変更となりました(2020/05/29)。