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2020.03.05 7:00

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』2020年11月に公開延期

  • Fan's Voice Staff

ダニエル・クレイグ主演『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開が、当初予定されていた4月から、全世界で2020年11月に延期されることが、「007」公式サイト等で伝えられました。日本での具体的な公開日は決定次第発表されます。

「MGM、ユニバーサル、製作のマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは、世界的な映画市場の状況を慎重に検討した結果、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開を2020年11月に延期することを発表します。英国公開日は2020年11月12日となり、以降、米国では2020年11月25日など、全世界で公開されます」

当初は、3月31日のロンドンでのワールドプレミアに続き、4月10日に日米等で公開される予定だった本作。新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中、アジアでのプロモーションツアーが中止されたことが既に報じられており、「007」シリーズのファンサイト大手2つが公開延期を提言する文書を連名で掲載していました。

「007」シリーズ第25作目、5年ぶりの新作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、ダニエル・クレイグがボンド役を演じる最後の作品。悪役には『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが抜擢されたことでも注目を集めています。前作『007 スペクター』に続きキャリー・ジョージ・フクナガが監督を務め、シリーズ1作目『007ドクター・ノオ』の舞台で、原作者イアン・フレミングも居住した美しいジャマイカをはじめとした世界各国での壮大なロケ撮影を敢行しました。

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新型コロナウイルスの影響で、日本ではこれまでにディズニー最新作『2分の1の魔法』『ムーラン』、グレタ・ガーウィグ監督『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などが公開延期されており、今後の影響拡大も引続き懸念されます。

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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』

ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フェリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになるが──。

監督/キャリー・フクナガ
製作/バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
脚本/ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・Z・バーンズ、キャリー・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
配給/東宝東和