※募集終了【3月10日開催】『21世紀の資本』Fan’s Voice独占〈最速〉試写会 参加者募集
- Fan's Voice Staff
フランスの経済学者トマ・ピケティによる世界的ベストセラー本を映画化した『21世紀の資本』が3月20日(金)に公開されます。
1971年フランス・クリシー生まれのトマ・ピケティは、現役のパリ経済学校教授にして、格差研究における世界の第一人者。世界的な所得分布と資産分布のデータベース構築に努め、所得と資産がトップ1%にますます集中している状況を明確に指摘したのが、「21世紀の資本」です。
本書の中でピケティは、アメリカの経済学者サイモン・クズネッツが提唱した、「成熟した資本主義は平等化する」という理論をひっくり返し、「資本主義は成熟すると中間層が少なくなり不平等になる」、つまり、土地、預金、株式などの資産を持つ者はますます豊かに、持たざる者はますます貧しくなると、約700ページに渡って論じました。
35ヶ国で翻訳された「21世紀の資本」は世界的ブームを巻き起こし、300万部という驚異の売り上げを記録。本国フランスでの出版翌年の2014年に、日本にも上陸しました。史上最も重要な経済学書として世界中から称賛を浴びながらも、700ページという超大作のため、完読が難しいというのも有名な話。そこで著者のピケティ自身が監修から出演までこなし、一般の人も五感だけで理解できるよう完全映画化したのが本作です。
「パリでは暇さえあれば散歩がてら近所の映画館に通っている」という大の映画好きというピケティは、本作でも、難しい数式など一切使わずに映像で理論を表現。『ウォール街』『プライドと偏見』『レ・ミゼラブル』『ザ・シンプソンズ』などの様々なシーンを引用したり、コラージュやアニメをふんだんに使い、“経済”というテーマからは想像できないほど、本編をポップに彩っています。
またフランスのエレクトロポップ・デュオ、エール(Air)のジャン=ブノワ・ダンケルが、本作を軽やかに彩る音楽を担当。ソフィア・コッポラ監督作品『ヴァージン・スーサイズ』(99年)の音楽を手掛けるなど、マルチな活動で知られるアーティストです。
「本も読んでほしいところだが、まずは映画で現実を直視しよう。いくら働いても豊かになれない秘密を映画は教えてくれる」と本作を推奨するのは、ジャーナリストの池上彰氏。「働いてもお金持ちになれないのはなぜか?」、「社会の何を変えなければいけないのか?」──21世紀を生きる私たちが知らなければならない最重要課題を、本作は次々と明らかにしていきます。
『パラサイト 半地下の家族』や『ジョーカー』をはじめ、映画界でも近年相次いでテーマにあがる「格差社会」。本作は、そんな社会に渦巻く不満や政治への不信感、昭和の高度経済成長や平成のリーマン・ショックの真相にも迫る、日本人必見の経済エンターテインメントです。
日本公開に先駆け、3月10日(火)に都内で本作の日本最速試写会をFan’s Voice独占で開催します。参加ご希望の方は次の通りご応募ください。応募多数の場合は、抽選とさせていただきますのでご了承ください。
【応募方法】
次の3ステップを完了してください。
①「Fan’s Voice」公式Twitterアカウントをフォローする(@FansVoiceJP)
②「Fan’s Voice」によるこちらのツイートをリツイート(RT)する
③下記応募フォームへ必要事項を記入・送信
【応募締切】
第一次締切:2020年2月29日(土)23時59分
第二次締切:2020年3月2日(月)23時59分
第三次締切:2020年3月4日(水)23時59分
※各締切後に、募集人数を締切回数に応じて配分した人数を当選数とした抽選を行います。先の抽選で落選された方は、以降の抽選でも対象とさせていただきますので、複数回のご応募は不要です。
『21世紀の資本』Fan’s Voice独占〈最速〉試写会
日時:2020年3月10日(火)18:30開場/19:00開映
会場:映画美学校 試写室
会場住所:東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
募集人数:70名(同伴なし;当選者本人のみ参加可)
※上映時間:103分
【ご注意事項】
・ご当選者には上記締切日以降にメールでご連絡します。
・当選者ご本人さまのみご参加いただけます。同伴の方はご入場いただけません。
・ご応募は、日本在住の方に限らせていただきます。興行、配給および広告宣伝プロモーション、媒体従事者を含む業界関係者はご参加になれません。ほか応募内容に不明な点がある場合、不正行為が確認または疑われる場合は応募および当選を無効とすることがあります。
・20歳未満の方は保護者の同意を得てからご応募ください。13歳未満の方はご応募いただけません。
・上映中の写真撮影、動画撮影、録音行為はいかなる場合でも禁止いたします。
・試写室内での飲食はご遠慮ください。
・会場内ではアルコール消毒液の利用やマスク着用など、インフルエンザおよび新型コロナウィルスによる感染の予防対策にご協力ください。
・開映後の入場は、いかなる理由がございましてもお断りいたします。
・当選権は換金できません。当選権の譲渡・転売は禁止とさせていただきます。
・会場までの交通費及び個人的な飲食・宿泊費等は、当選者様ご自身のご負担となります。また、移動中及び会場内での事故等のトラブルについての責任は負いかねます。
・本イベントに応募される方は、本記事の記載事項および応募規約に同意されたものとみなします。
・その他、本イベントへのご参加にあたっては、主催者の指示及び会場のルールに従っていただきます。
・都合により、予告なくイベントが変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。
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『21世紀の資本』
監督/ジャスティン・ペンバートン
監修/トマ・ピケティ
製作/マシュー・メトカルフ
編集/サンディ・ボンパー
音楽/ジャン=ブノワ・ダンケル
撮影/ダリル・ワード
原作/トマ・ピケティ「21世紀の資本」(みすず書房)
出演/トマ・ピケティ、ジョセフ・E・ステイグリッツ
日本語字幕:山形浩生/2019年/フランス=ニュージーランド/英語・フランス語/ 103分/カラー/シネスコ/5.1ch
日本公開/2020年3月20日(金)新宿シネマカリテほか全国順次公開
提供/竹書房
配給/アンプラグド
公式サイト
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