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2020.02.27 17:00

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』監督が初めて内容を語る最新映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

「007」シリーズ25作目の最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の監督・脚本を務めるキャリー・ジョージ・フクナガが初めて内容を語る最新映像が解禁されました。

今回解禁された映像は、キャリー・ジョージ・フクナガ監督が本作におけるジェームズ・ボンドというヒーロー像について初めて語るもの。「脚本家、そして監督としてボンドを捉え直すことに重点をおいた」と、前作『007 スペクター』(15年)から5年経ち、ボンドという人物が流れた年月でどう変わったのかということを描くことが重要だと明かし、また、「00の任務にもがく姿は傷ついた獣のようだ」「世界は変わった。そしてルールも変わった。非対称戦争時代のスパイのルールも複雑になった。ボンドが家族のように想う仲間も皆が脅威に晒されている」というコメントとともにボンドの恋人マドレーヌ(レア・セドゥ)の思いつめた表情が映し出され、『007 カジノ・ロワイヤル』(06年)でのヴェスパーの悲劇が繰り返されるのではないかと思わずにはいられません。

ラミ・マレックが演じる役は、因縁の敵スペクターよりも頭脳派で、シリーズ史上最凶の敵と語る監督。本作にはカーチェイス、バイクチェイス、銃撃戦や肉弾戦といった息つく暇のない大迫力のアクションシーンが収められており、「最初から最後までノンストップ。レースさながらだ」とのこと。

さらに監督は、「世界と人類の命をも救う。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はボンドの集大成だ。彼が出会ったすべて、トラウマや失ったものまでも。最も挑戦的で困難な任務。それが今作の狙いであり、特別なものにしたかった」と、本作でボンド役引退を公言したダニエル・クレイグの最後にふさわしいフィナーレを迎えることを示唆。クレイグ演じるボンドが過去4作で追ってきた事件がすべて関連していたことが明かされた前作に続き、これまでの事件に隠されたさらなる新事実が明らかになることも、想像を広げる。「007シリーズの根底にあるもの、危険であり感情が揺さぶられるもの、そして語られることのなかったもの、全てが明らかになる。ダニエル・クレイグにとっての最終章だ」とコメントを寄せ、ダニエル版ボンドの集大成、約60年に渡り続いてきたシリーズの重要な転換点となることへの期待を膨らませずにはいられない映像に仕上がっています。

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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 』

ボンドは現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していた。しかし、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なもので、やがて、それは脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕を追うことになるが――

監督/キャリー・フクナガ
製作/バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン 
脚本/ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
出演/ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ラッシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレック

日本公開/2020年4月10日(金)全国公開
配給/東宝東和
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