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2020.01.29 8:00

ベネディクト・カンバーバッチ主演『エジソンズ・ゲーム』日本公開日は2020年4月3日!日本版予告編&場面写真が一挙解禁

  • Fan's Voice Staff

ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『エジソンズ・ゲーム』の日本公開日が4月3日(金)に決定!日本版本予告映像と場面写真が一挙解禁されました。

19世紀後半のアメリカを舞台に、〈頭脳でトップに立つクリエイター〉トーマス・エジソンと、〈戦略で支配を広げるカリスマ実業家〉ジョージ・ウェスティングハウスの二人による、アメリカ初の送電システムを巡る壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描く本作。莫大な金が動く特許の争奪戦に、名誉をかけた裁判。その影で横行するスキャンダラスなネガティブキャンペーンと裏取引──超一流の天才たちによる、息もつかせぬ本気の闘いの全貌が今、明らかに。

予告映像では、電気の供給権を巡り、<直流>による送電方式を提唱する天才エジソンと、<交流>による送電方式を提唱する宿敵ウェスティングハウスの激しい攻防が収められています。冒頭から敵対心をあらわにする、エジソンとウェスティングハウス。そこにウェスティングハウスと手を組む新進気鋭の科学者二コラ・テスラと、エジソンの助手・インサルも加わり、白熱したビジネスバトルはより加速していきます。アイディアを盗まれ怒鳴り散らす姿や、交流は危険だと煽るネガティブキャンペーンの実施など、我々がよく知る“偉人エジソン”とは大きくかけ離れた姿が印象的です。一方で、ウェスティングハウスも黙ってはおらず、「そろそろ決着を付けようか」とエジソンに宣戦布告するや否や、「君の不正は掴んだ」と、不敵な笑みを浮かべます…。<直流>のエジソンと、<交流>のウェスティングハウス。果たして未来を照らすのはどちらか──。

 

Photo: Dean Rogers

天才発明家エジソンを演じるのは、『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』で、アカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。世界的偉人のイメージを180度覆し、勝つためなら手段は選ばない、奇才のダークヒーローを怪演。対するライバルのウェスティングハウスには『シェイプ・オブ・ウォーター』のマイケル・シャノン。さらに、二人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラに『女王陛下のお気に入り』のニコラス・ホルト、エジソンを支える助手に『スパイダーマン』最新シリーズのトム・ホランドと、英国とハリウッドの美しき男たちが集結。

Photo: Dean Rogers

新たに解禁された場面写真では、ベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランドの“師弟”2ショットを収めたカットが。弟子感全開のトム・ホランドの可愛らしい笑顔溢れる一枚は、MCUファン垂涎間違いなし!

Photo: Dean Rogers

また、エジソンの宿敵「カリスマ実業家」ウェスティングハウスの険しい表情を捉えたものや、天才二コラ・テスラとビリヤードを興じる紳士的な姿も。

Photo: Dean Rogers

エジソンの発明のひとつでもある蓄音機の前で妻メアリーと仲睦まじく会話を交わすエジソンの姿からは、本作で見せる新たな一面も予感させます。また、テスラの写真にも見られる、本作ならではの輝く豪華なセットにも注目です。

Photo: Dean Rogers

本作はワインスタイン・カンパニーの作品として2017年にトロント国際映画祭でお披露目され、全米公開を予定していたましたが、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑が発覚したことから同社は破産し、映画は公開延期を余儀なくされました。その後、ワインスタイン・カンパニーは買収され、新たに101 Studiosという配給会社により、遂に昨年10月、全米公開が実現したばかり。この復活劇に一役買って出たのは、巨匠マーティン・スコセッシ監督です。

トロント国際映画祭で披露された本編は、ワインスタイン・カンパニーの強い圧力によってまとめられた、製作陣にとって不本意なバージョンだったといいます。アルフォンソ・ゴメス=レホン監督の師匠で本作の製作総指揮であるスコセッシ監督はそれを完成版と認めず、製作陣による再編集を支援。監督たちは、超多忙なスター俳優たちを集め、たった1日限りの再撮影を敢行し、元のバージョンから10分を削り、新たに5つものシーンを追加した渾身の“ディレクターズ・カット”を完成させ、2年越しの全米公開となる奇跡の大逆転を成し遂げました。

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『エジソンズ・ゲーム』(原題:The Current War: Director’s Cut)

19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──?

監督/アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演/ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
2019年/アメリカ/108分/スコープ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈/字幕監修:岩尾徹

日本公開/2020年4月3日(金)、TOHOシネマズ日比谷他全国公開
配給/KADOKAWA
後援/一般社団法人 電気学会
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