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2020.01.14 19:00

『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』主演ザック・ゴッツァーゲンに注目の特別映像

  • Fan's Voice Staff

SXSW映画祭観客賞受賞、シャイア・ラブーフが新境地を開拓した感動作『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』より、主人公ザックを演じたザック・ゴッツァーゲンにスポットを当てた特別映像が到着しました。

映像は、親しげに肩を組みラブーフとダコタ・ジョンソンを紹介するゴッツァーゲンの姿からはじまり、二人の監督タイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツが本作を作るきっかけとなったゴッツァーゲンとの出会いについて話しています。

障がい者向けのキャンプで”映画スターになりたい”と夢を語るゴッツァーゲンの強い思いに突き動かされ、映画を制作する事を決意したという監督のシュワルツ。彼のために物語を書いた二人の監督たちは、ゴッツァーゲンの高い演技力を証明するテスト映像を作成。これを見て彼の可能性を信じたキャスト・スタッフの声が本作の製作の鍵になったことを明かします。

レスリングや水泳など、ゴッツァーゲンが実際に好きな要素を取り入れたという脚本は「『スタンド・バイ・ミー』や『グーニーズ』のように一生心に残る映画」「奇跡を起こす作品」とキャスト、スタッフを魅了。撮影当初から家族のように打ち解け合ったというラブーフは、それを”はぐれ者たちの家族“と表現し、「ザックには常に心を開ける才能がある」と、正直で純粋なゴッツァーゲンの人柄を絶賛しています。

ダコタ・ジョンソンとザックが撮影の合間に指相撲で遊ぶ姿も見られ、「これまでの仕事の中で、一番いい人間関係を築けた」とジョンソンは振り返っています。また、本作が俳優デビュー作となったラッパーのイェラウルフは「初日にラップバトルを挑まれたが負けたよ」と、冗談交じりにザックとのエピソードを明かしています。

映画スターになることを夢見て、自らの力でその一歩を掴んだゴッツァーゲン。プロレスラーになる夢を追う青年ザックの物語を描いた本作は、まさに彼の人生とリンクしたシンデレラストーリーとなっています。

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『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(原題:The Peanut Butter Falcon)

老人の養護施設で暮らすダウン症のザックは、子どもの頃から憧れていたプロレスラーの養成学校に入ることを夢見て、ある日施設を脱走する。同じく、しっかり者の兄を亡くし孤独な毎日を送っていた漁師・タイラーは、他人の獲物を盗んでいたのがバレて、ボートに乗って逃げ出す。ジョージア州サバンナ郊外を舞台に、偶然にも出会った二人は瞬く間に心を通わせ行動を共にすることに。やがて、ザックを探してやってきた施設の看護師エレノアも加わって、知らない世界との新たな出会いに導かれ、彼らの旅は想像をもしていなかった冒険へと変化していく。

監督・脚本/タイラー・ニルソン、マイケル・シュワルツ
プロデューサー/アルバート・バーガー、ロン・イェルザ、クリストファー・ルモール、ティム・ザジャロフ
出演/シャイア・ラブーフ、ダコタ・ジョンソン、ザック・ゴッツァーゲン、ジョン・ホークス、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ブルース・ダーン、ジョン・バーンサル、イェラウルフ、ミック・フォーリー、ジェイク・ロバーツ
2019/英語/97分/カラー/シネスコ

日本公開/2020年2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給/イオンエンターテイメント
公式サイト
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