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2019.12.27 16:00

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』全米公開で大ヒットスタート!

  • Fan's Voice Staff

世界的ベストセラー小説「若草物語」を、グレタ・ガーウィグ監督が繊細にみずみずしく描いた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』が12月25日(水)に全米公開を迎え、公開単日で625万ドルの成績を上げ、この日の興行収入が公開中の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』に続く大ヒットスタートを切りました。

19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットが、南北戦争時代を舞台に力強く生きるマーチ家の四人姉妹の絆と成長をハートフルに描いた「若草物語」はこれまでに幾度となく映画化され、現代に生きる私たちに多くの勇気とインスピレーションを与え続けてきました。

旬な若手からアカデミー賞常連の名優まで、豪華スタッフ×キャストが集結したことも話題の本作。主人公ジョー役を演じるシアーシャ・ローナンは、25歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才女優。ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役のティモシー・シャラメは、『君の名前で僕を呼んで』で世界中から注目と賞賛を集め、今もっとも注目されるイケメン実力派。『レディ・バード』でアカデミー賞〈監督賞〉をはじめ5部門にノミネートされ、その類まれなる表現力で映画界に新風を巻き起こしたグレタ・ガーウィグ監督と、2人の出演キャストが再結集した点にも注目です。

シアーシャ・ローナン演じる主人公ジョー(次女)

さらに長女のメグ役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三女のベス役はHBOのTVドラマ『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして常に自問する頑固で有名な、家族の末っ子エイミー役を期待の新星フローレンス・ピュー(『ブラック・ウィドウ』)が演じているほか、ベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き母親を好演。さらにアカデミー賞の常連、名女優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔母役で、ジョーの人生に大きな影響を与える人物として登場します。

音楽には『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞を受賞したアレクサンドル・デスプラ、衣装デザインは『アンナ・カレーニナ』でアカデミー賞受賞したジャクリーン・デュラン。撮影はオリヴィエ・アサイヤスやルカ・グァダニーノら名だたる鬼才監督と仕事をしてきたヨリック・ル・ソーが務めます。

12月9日(月)に発表された第77回ゴールデングローブ賞ノミネーションでは、主演女優賞にシアーシャ・ローナン、作曲賞にアレクサンドル・デスプラがノミネートされ、今後の賞レースでも注目の一作です。

アカデミー賞ノミネーション発表を目前に、すでに本作はゴールデングローブ賞2部門ノミネート(主演女優賞、作曲賞)をはじめとして、ボストン映画批評家協会賞の作品賞ほか4部門受賞、シカゴ映画批評家協会賞4部門受賞など、すでに全米映画賞の賞レースを席巻中。米映画批評サイト「ロッテントマト」では、観客の評価が93%フレッシュ、そして批評家の評価が96%フレッシュを獲得し(12月27日現在)、「素晴らしき大作」(NYタイムズ)、「グレタ・ガーウィグによる刺激的な再編は、情熱的で輝いている」(ウォールストリート・ジャーナル)など、批評家から高評価を受けています。

これまで受賞&ノミネートされた主な賞は下記の通りです。

ゴールデングローブ賞 主演女優賞/作曲賞ノミネート
ボストン映画批評家協会賞 作品賞/主演女優賞ほか 4部門受賞
シカゴ映画批評家協会賞 脚色賞ほか 4部門受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞受賞
アメリカ映画協会賞 トップ10入り
ワシントンDC映画批評家協会賞 監督賞/主演女優賞他 7部門ノミネート
サンディエゴ映画批評家協会賞 主演女優賞他 5部門ノミネート
ロサンゼルス映画批評家協会賞 女性監督賞他 3部門ノミネート
シアトル映画批評家協会賞 作品賞/監督賞他 3部門ノミネート 
ほか

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『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(原題:Little Women)

19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えない。この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢見ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンスパーティーで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで小説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは小説家として自立するため、ニューヨークに渡る──。

監督・脚本/グレタ・ガーウィグ
原作/ルイーザ・メイ・オルコット
出演/シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
全米公開/2019年12月25日

日本公開/2020年6月12日(金)全国順次ロードショー
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント