News

2019.11.22 9:00

タイカ・ワイティティ監督『ジョジョ・ラビット』新予告編が解禁

  • Fan's Voice Staff

第44回トロント国際映画祭にて観客賞を受賞したタイカ・ワイティティ監督最新作『ジョジョ・ラビット』の日本版最新予告映像が解禁されました。

第二次世界大戦下のドイツ、立派な兵士になることを夢見て青少年集団ヒトラーユーゲントに入団した10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)。空想上の友だちのアドルフ(・ヒトラー/タイカ・ワイティティ)に小さな背中を押されながら奮闘する中、ある日、家の壁の裏に、ユダヤ人の美少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)を見つけて大仰天!”ユダヤ人はわるい”と教えられてきたのに、エルサは聡明で勇敢、そしてユーモアにも溢れていて、同じ屋根の下で過ごし言葉を交わすうちに、それまで信じていた景色が揺らぎ世界が大きく動き始める……!

ジョジョにとって憧れであり強敵でもある陽気な教官クレンツェンドルフ大尉(サム・ロックウェル)や、唯一の“実在の友だち”ヨーキー(アーチー・イェーツ)、さらには「憎しみは勝ちはしない。愛が最強の力よ」と大きな包容力でジョジョを抱きしめる母・ロージー(スカーレット・ヨハンソン)など、過酷な大戦下にありながらもジョジョの周りはたくさんの人々の愛情でいっぱい。ひとクセもふたクセもある、実に生き生きとした愉快な仲間たちに囲まれながら、生まれた世の運命と対峙するジョジョは、一体何を見て、何を感じるのか──?

アカデミー賞受賞俳優をはじめハリウッドのトップスター陣や映画初出演の瑞々しい新星たちを一手に率い、本年度のアカデミー賞最有力とも謳われる感動のヒューマン・エンターテインメントを創り上げたワイティティ監督。

史実にウソはつかずともこの時代への既成概念を大胆不敵にひっくり返すような脚本について、ワイティティ監督は「憎悪と偏見についての直球の映画にしたくはなかった。だから、脚本には全く自制をかけなかった。言うべきことを言うにはひるまずに決死の覚悟で書かなくてはいけない。危険の無いものなら、私がやる価値も無い。大コケするかもしれないリスクを背負って必死になれば、最高に創造的で先進的な表現が出てくるからね」とコメント。先日、早くもFOXサーチライトにて次回作『Next Goal Wins(原題)』の製作に取り掛かっていることも発表され、飛ぶ鳥を落とす勢いのワイティティ監督。その<天才>と称される才能が存分に詰め込まれた『ジョジョ・ラビット』は2020年1月17日(金)に日本公開されます。

==

『ジョジョ・ラビット』(原題:Jojo Rabbit)

監督・脚本/タイカ・ワイティティ
キャスト/ローマン・グリフィン・デイビス、タイカ・ワイティティ、スカーレット・ヨハンソン、トーマシン・マッケンジー、サム・ロックウェル、レベル・ウィルソン、ほか
全米公開/10月18日

日本公開/2020年1月17日(金)全国公開!
配給/20世紀フォックス映画
© 2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment