オリヴィエ・アサイヤス監督『冬時間のパリ』日本版予告編＆場面写真が解禁
- Fan's Voice Staff
ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュなどフランスを代表するスターが出演する、名匠オリヴィエ・アサイヤス監督最新作『冬時間のパリ』の日本版予告編と場面写真が解禁されました。
電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた敏腕編集者のアラン（ギョーム・カネ）。そんな中、作家で友人のレオナール（ヴァンサン・マケーニュ）から、不倫をテーマにした新作の相談を受けます。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランでしたが、女優の妻・セレナ（ジュリエット・ビノシュ）の意見は正反対。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていません。
「実は俺浮気してるんだ」というセリフから始まる衝撃的な予告編。作家のレオナールは不倫相手との情事を小説にしており、その本の出版をしてきた友人のアランの妻セレナこそが不倫相手という衝撃の事実が明かされます。アランに至っても、年下の美人なデジタル担当と不倫中という始末。編集者と女優、作家と秘書のパリに暮らす2組の夫婦の愛がもつれてこんがらがっていく様が、“出版業界の今”と絡めながら綴られていきます。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないものとは──。
本作はエリック・ロメールの『木と市長と文化会館』に着想を得た、オリヴィエ・アサイヤス監督の新境地ともいえる作品。「互いの関係に新たな意義を見出し、受け入れ合う夫婦を語りたいと思った」とアサイヤス監督。二組の夫婦の愛の行方と紙からデジタルへと移り行く出版業界の今を巧みに共鳴させつつ、洗練された会話とユーモアを散りばめながら、随所で冬のパリの魅力を感じさせます。ウディ・アレン作品を思わせるような、〈フランス的、人生の愉しみ方〉がたっぷりと詰まった、小粋で洒脱な大人のラブストーリーです。
出演は、是枝裕和監督の最新作『真実』も話題の大女優ジュリエット・ビノシュや、監督としても活躍するギョーム・カネ、ポスト・ジェラール・ドパルデューと称される『女っ気なし』のヴァンサン・マケーニュ、人気コメディエンヌのノラ・ハムザウィ、そして『木と市長と文化会館』で主演を務めたパスカル・グレゴリーが、思わずニヤリとさせられる役どころで出演します。
アラン（ギョーム・カネ）
セレナ（ジュリエット・ビノシュ）
レオナール（ヴァンサン・マケーニュ）
ローレ（クリスタ・テレ）
ヴァレリー（ノラ・ハムザウィ）
尚、オリヴィエ・アサイヤス監督の来日が12月上旬に決定。詳細は追って発表されます。
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『冬時間のパリ』（英題：Non-Fiction）
人生は一冊の本に似ている──。
敏腕編集者のアラン（ギョーム・カネ）は電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナール(ヴァンサン・マケーニュ)から、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナ(ジュリエット・ビノシュ)の意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のデジタル担当と不倫中で、セレナの方もレオナールと秘密の関係を結んでいる。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないもの――それは何？
監督・脚本／オリヴィエ・アサイヤス
撮影監督／ヨリック・ル・ソー
製作／シルビー・バルト、シャルル・ジリベール
出演／ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュ、クリスタ・テレ、パスカル・グレゴリー
2018年／フランス／フランス語／107分：原題：Doubles Vies／日本語字幕：岩辺いずみ
日本公開／2019年12月20日（金）Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
協力／東京国際映画祭
後援／在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本
配給／トランスフォーマー
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