『フリーソロ』日本版本予告&新場面写真が公開
- Fan's Voice Staff
ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作により、稀代のクライマー、アレックス・オノルドが巨岩エル・キャピタンにフリーソロで挑む一部始終を、臨場感溢れるカメラワークで捉えた『フリーソロ』の日本版本予告と新場面写真が公開されました。
身体を支えるロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングの若きスーパースター、アレックス・オノルドによる、カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンへの挑戦を記録した本作。
予告映像は、975メートルもの高さがある世界屈指の巨岩にしてクライミングの聖地エル・キャピタンを前に「絶対やる」と迷いなくコメントするオノルドの姿から始まります。ロープや安全装置を一切使わず、素手のみでこの場所を登り切った者は未だかつておらず、失敗=死を意味する挑戦。そんな彼の身を案じ「何かあったら…」と大粒の涙を流す恋人サンニや、「滑落する彼を想像して、撮るべきか葛藤している」と語るジミー・チン監督が映し出され、本作がただクライミングを記録した映画というだけでなく、オノルドの”死“を意識せざるを得なかった周りの人間たちとのドラマが詰まっていることが想像できます。
監督を務めたのは、2015年の山岳ドキュメンタリー『MERU/メルー』で絶賛を博したジミー・チン、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィのコンビ。冒頭から目を疑うような光景が続出し、誰もが手に汗を握り、息をのまずにいられない驚異の映像が繰り広げられます。
『フリーソロ』は全世界を興奮と熱狂の渦に巻き込み、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、2018年トロント国際映画祭観客賞、2019年英国アカデミー賞を受賞(共にドキュメンタリー部門)など、世界で45の賞にノミネートされ、20の賞を受賞しました。
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『フリーソロ』(原題:Free Solo)
監督・製作/エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン
出演/アレックス・オノルド、トミー・コールドウェル、ジミー・チン、サンニ・マッカンドレス
撮影監督/ジミー・チン、クレア・ポプキン、マイキー・シェイファー
音楽:マルコ・ベルトラミ
主題歌/「Gravity(原題)」ティム・マッグロウ
2018年/アメリカ/英語/100分/16:9/5.1ch/日本語字幕:畑アヤ子/字幕監修:平山ユージ
日本公開/2019年9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー
提供/ニューセレクト
配給/アルバトロス・フィルム
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