『さらば愛しきアウトロー』シシー・スペイセクを捉えた新場面写真7点&インタビュー映像が到着
- Fan's Voice Staff
ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、俳優引退作!実在した伝説の銀行強盗犯を描く『さらば愛しきアウトロー』より、新場面写真7点とシシー・スペイセクのインタビュー映像が到着しました。
シシー・スペイセクが演じたのは、レッドフォード演じるフォレスト・タッカーの最後の恋人となるジュエル。運命的に出会い、彼は堅気ではないと感じながらも心を奪われてしまう、自由奔放ながらも思慮深い女性です。
アカデミー賞に6度ノミネートされ『歌え!ロレッタ 愛のために』(80年)で受賞したハリウッドの実力派トップ女優のスペイセクは、40年のキャリアを経てなお、素敵な笑顔でみずみずしさを感じさせます。
そんなスペイセクを、レッドフォードは「素晴らしい演技」と絶賛し、監督も「ずっと彼女のファンで、一緒に仕事をしてみたかった」と語っています。
スペイセク自身はインタビュー映像で、フォレスト・タッカーという実在のアウトローの魅力について、「魅力的な人よ。それを自覚して利用してた。気づけば虜になってる。私の中の夢見る心はこう思うの、彼が最後と知りつつ強盗をして捕まったのは、ジュエルを断ち切るため。でも思い直す。やりたかっただけよね(笑)」と、少女のようなトキメキを覗かせつつ、茶目っ気たっぷりに笑います。
さらに数多くの名作に出演、製作してきたロバート・レッドフォードが、「独立系映画の製作者をかなり支援してきた」ことへの感謝を表し、「彼が残した功績は計り知れない」と賞賛を送っています。
また、初共演時、大スターだったレッドフォードを前にして「ボバート」と呼んでしまった恥ずかしいエピソードや、本作の撮影中、乗馬のシーンでNGを出してしまったシシーにレッドフォードが「あの馬に乗れたね」と優しい言葉をかけてくれたエピソードを、照れながらも嬉しそうに語っています。
テキサス出身のスペイセクは、『地獄の逃避行』(73年)で着こなしたイノセントな花柄プリントドレスなどのプレーリーファッション(開拓時代の女性服を彷彿させるスタイル)が今も変わらぬ人気アイコンとなっていたりと、アメリカ南西部を舞台にした西部劇の雰囲気をたたえる、本作にまさにぴったりの存在でもあります。
衣装を手がけたアネル・ブロデュールは、「ジュエルは、面倒な服装はしない。軽やかな着こなしが彼女らしいスタイルなの。自分なりの人生の旅を歩む彼女は、服ではなく自らのストーリーに彩りを添えていく」と、飾らず、人生の充実を何より大切にするジュエルのキャラクターを紐解き、リアルなワードローブを用意しました。
スペイセク自身も私生活では牧場で暮らしており、ブロデュールは、シシーの普段の服装から今回の衣装への刺激を受けたといい、「彼女は農場のライフスタイルを知っているから、私にたくさんのアイデアをくれた。素晴らしいコラボレーションだった」と振り返っています。
到着した場面写真では、牧場に暮らすジュエルのリラックスした自然体の着こなしの数々が確認できます。
幾つになっても少女のように可愛らしい笑顔と、酸いも甘いも経験してきたような思慮深さをあわせ持つ、スペイセクの魅力。レッドフォード演じるフォレストとジュエルのラブロマンスの行方とあわせ、スクリーンでご堪能ください。『さらば愛しきアウトロー』は7月12日公開です。
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『さらば愛しきアウトロー』(原題:The Old Man & the Gun)
80年代アメリカ。紳士的な犯行スタイルで、銀行強盗と16回の脱獄を繰り返した伝説の銀行強盗フォレスト・タッカー。事件を追うジョン・ハント刑事は、一度も人を傷つけず2年間で93件もの銀行強盗を成功させた彼の仕事ぶりに魅了され、仕事に疲れるだけの毎日から逮捕へ向けて再び情熱を取り戻す。フォレストが堅気でないと感じながらも、心奪われてしまった恋人もいた。そんな中、フォレストは仲間と共に金塊を狙った大仕事を計画するが——。
監督/デヴィッド・ロウリー
出演/ロバート・レッドフォード、ケイシー・アフレック、シシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー、トム・ウェイツ
原作/「THE OLD MAN AND THE GUN」デイヴィッド・グラン
2018年/アメリカ/英語/93分/シネマスコープ/カラー/日本語字幕:齋藤敦子
日本公開/2019年7月12日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
提供/バップ、ロングライド
配給/ロングライド
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