News

2019.06.17 19:00

ペドロ・アルモドバル製作『永遠に僕のもの』日本版予告編&場面写真6点が一挙解禁

  • Fan's Voice Staff

2018年にアルゼンチンでメガヒットを記録した、ペドロ・アルモドバル製作による映画『永遠に僕のもの』の日本版予告編と場面写真6点が一挙公開されました。

1971年、ブエノスアイレスで殺人と強盗の罪で逮捕され、世界を騒然とさせた天使のような顔立ちの少年がいた。その美しいビジュアルから時に「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称された、アルゼンチンでの犯罪歴史上最も有名な連続殺人犯の少年・カルリートスの、美しくも儚い青春を描く本作。

公開された映像では、無邪気でどこかあどけなさを感じさせる雰囲気を醸し出しつつも、時折“マリリン・モンロー”かのような、大人びた色っぽい表情も垣間見せており、ロレンソ・フェロ演じるカルリートスの独特なギャップやミステリアスな魅力がたっぷりと凝縮されています。

その一方で、ある日カルリートスが銃を手にし、初めて発砲したことをきっかけに、様子は一変。「もっと撃ちたい」と思えば、躊躇なく銃砲店へと押し入り大量の拳銃を盗み出し、時には大胆に宝石強盗を起こすなど、次第に悪事はエスカレートしていきます。そんな自らの欲望のままに行動を起こす、危険なカルリートスの一面にラモンたちは不安を覚えますが、カルリートスはどんなに悪に身を捧げようとも、 “満たされない想い”に気づき始めます──。

最後には一人静かに涙を流すカルリートスの姿も収められており、“破滅”を予感させる、激しくもエモーショナルな雰囲気漂う映像に仕上がっています。

犯罪とは程遠いように思えるその美貌で衝撃を与えたカルリートスをモデルに、高純度の美と孤独と愛と欲望と青春と犯罪をポップにシェイクさせたのは、エッジーな映像扇子が高く評価され、世界各国の映画祭で様々な賞を受賞してきた、アルゼンチンのルイス・オルテガ監督。

カルリートス役には、これが“映画デビュー”作にして、スクリーンから脅異のエナジーを放つ新星ロレンソ・フェロ。

第71回カンヌ国際映画祭 ある視点部門へ正式出品され、さらには第91回アカデミー賞外国語映画賞ではアルゼンチン代表作品に選出された本作。海外のメディアからは「傑作!強い衝動に満ちた、真の犯罪ドラマ」(Screen international)、「アルモドバルの官能的なセンスに溢れていて最高」(NPR)、「匂い立つようなフェロモンに溢れた、強烈にクールな映画」(Cinemalogue)と評されています。

日本公開を記念し、ロレンソの初来日も決定しており、6月下旬に行われるプレミアイベントでは、ロレンソが日本のファンと直接触れ合う超貴重な<ファンミーティング>も実施予定。先日、ポスタービジュアルと来日が発表された際にも、SNSでは「美しすぎる」「来日するなら会いたい」という女性の声が続出している彼が、初来日となる日本で一体どんなファンサービスを見せてくれるのか、期待が高まります。

<前売り情報>
発売開始日:6月28日(金)
前売り特典:「永遠に僕のもの」“魅惑のフェロ”ポストカード3点セット
前売り券料金(税込):1,400円

※特典は劇場窓口にてお買い求めの方に先着でプレゼント。
※特典は無くなり次第終了となります。

==

『永遠に僕のもの』(原題:El Angel)

ブロンドの巻き毛に透き通る瞳、艶やかに濡れた瞳、磁器のように滑らかな白い肌―。神様が愛をこめて創ったとしか思えない美しすぎる17歳の少年、カルリートス。彼は欲しい物は何でも手に入れ、目障りな者は誰でも殺す。息をするように、ダンスを踊るように、ナチュラルに優雅に。やがて新しい学校で会った、荒々しい魅力を放つラモンと意気投合したカルリートスは、二人で様々な犯罪に手を染めていく。だが、カルリートスは、どんなに悪事を重ねても満たされない想いに気づき始める―。

監督/ルイス・オルテガ
プロデュース/ペドロ・アルモドバル、アグスティン・アルモドバル、ハビエル・ブリア
出演/ロレンソ・フェロ、チノ・ダリン、ダニエル・ファネゴ、セシリア・ロス
2018年/アルゼンチン、スペイン/カラー/ビスタ/5.1ch/115分/字幕翻訳:原田りえ/映倫:R15

日本公開/2019年8月16日(金)渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー!
配給/ギャガ
公式サイト
©2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO