News

2019.06.17 7:00

吉岡里帆主演『見えない目撃者』に高杉真宙が出演!ティザービジュアルが解禁

  • Fan's Voice Staff

吉岡里帆主演のノンストップ・スリラー『見えない目撃者』に、今注目の若手実力派俳優、高杉真宙が出演することが決定、ティザービジュアルが解禁されました。

高杉は、『カルテット!』(12年)で初主演を努めた後、『散歩する侵略者』(17年)で毎日映画コンクールで新人賞を受賞。『虹色デイズ』(18年)など幅広く活躍し、本年も『十二人の死にたい子どもたち』(19年)他3本の作品が公開されている、今注目の若手実力派俳優のひとり。

本作で演じるのは、視力を失った主人公なつめと共に事件に立ち向かう“もう一人の目撃者”スケボー少年の国崎春馬。初めは捜査に非協力的な態度をしめしていた彼ですが、なつめの「人を救いたい」という熱意に感化され、彼女の“もう一つの目”となり、事件に立ち向かっていきます。その人間的に成長する一人の青年を、高杉は等身大の姿で静かに熱演しています。

高杉真宙コメント
今回は「スリラー」という、これまであまり経験したことのないジャンルに挑みました。この作品の中には得体の知れない緊張感がずっとあって、追い詰められている雰囲気を感じ取り、自分の中で“想像しながら演じること”を大切にしながら演技していかないとと必死でした。
今作で初めてご一緒させて頂くことになった森監督とは、撮影初日からたくさんの時間を共有し、僕が演じるスケボー少年の国崎春馬という高校生を擦り合わせていきました。スケボーも、クランクイン前から何度も特訓しました。
吉岡さんは、役柄上ではサポートする役だったのですが、撮影時に「やりにくいところある?」と聞いていただくなど、助けていただきっぱなしでして本当に有り難かったです。
そのおかげで、追い込むところは追い込んで狂気的なカッコよさを纏う春馬に仕上がったかと思います。完成する映画が今から待ち遠しいです。

吉岡里帆コメント
高杉さん演じる国崎春馬は、事件の犯人を肉眼で見た可能性のある目撃者の一人です。
一見繋がる事の無かった、一人の青年と盲目の元警察官が皮肉にも事件を通して心を通わせていきます。
一緒に演じていく中で、物語が進むほどに亡くなったなつめの実の弟と春馬がリンクしていくように感じ、守りたい存在として大きくなっていきました。
私自身、なつめとしてどんなに苦しくても、純粋で真っ直ぐな春馬の姿勢に勇気付けられ、闘い抜く力をいただいたように思います。
今作はサスペンススリラーとして、犯人を想像しながら演じていく事、犯罪に巻き込まれていく様のアクション、特殊技能など、技術的にも難しい要素が詰まっていましたが、高杉さんの真面目さや表現の細やかさには驚かされました。見てくださる皆様にはぜひそこにも注目していただきたいです!

森淳一監督コメント
(高杉くん演じる)春馬には、「一見、何を考えているのかわからない若者」というイメージを抱いていました。他人に関心がないばかりか、自分の将来にさえ興味がない。実際の高杉くんは人当たりもよく好青年でしたが、カメラを通すと憂いのある目がピッタリでした。撮影中は自分の演技に悩む姿も見られましたが、演出的な注文を100%理解しようとする姿勢は、とても好感が持て心強くもありました。少年と大人の間を行き来しているような男性を、見事に演じてくれたと思います。

==

『見えない目撃者』

警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ(吉岡里帆)。
そのときの事故が原因で失明し、警察官を諦めた彼女は、弟の死を乗り越えることができずに3年経った今も失意の中にいた。そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇する。その事故現場で車中から聞こえた、助けを求める少女の声から誘拐事件の可能性があると訴えるなつめ。視覚以外の感覚から感じ取った『目撃』情報を警察に提示するも、警察は目の見えないなつめを『目撃者』足り得ないと考え、捜査を打ち切ってしまう。それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年・国崎春馬(高杉真宙)を探し出す。やがて、彼らの必死の捜査により女子高生失踪が関連づけられてゆくのだが、猟奇殺人鬼の魔の手は彼らにも迫ってくる──。

出演/吉岡里帆、高杉真宙
監督/森淳一
脚本/藤井清美、森淳一
Based on the movie ‘BLIND’ produced by MoonWatcher
企画・制作プロダクション/ROBOT・MoonWatcher

日本公開/2019年9月20日(金)全国公開
幹事・配給/東映
公式サイト
©2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ
©MoonWatcher and N.E.W.