『ハウス・ジャック・ビルト』証拠隠滅にこだわるシリアルキラーの本編シーン映像が公開!
- Fan's Voice Staff
『奇跡の海』、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『アンチクライスト』、『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』といった衝撃作を世に送り出し、センセーショナルな話題を巻き起こしてきたデンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー。問題発言によるカンヌ国際映画祭追放処分を受けてから7年、昨年開催された第71回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で、待望のカムバックを果たした最新作『ハウス・ジャック・ビルト』の本編シーン映像が到着しました。
見た目はハンサムで、中身はサイコパスというシリアル・キラーのジャックが、アートを創作するかのように殺人に没頭する姿を描く本作。
映像では、”一仕事”の後の証拠隠滅も無事に終え、怪しまれないうちに帰るだけ…なのに、強いこだわりを持ちすぎるためか、ジャックの脳裏には、カーペットやランプの下にまだ血が残っているのではないかという妄想がよぎります。思い立ったかのように無言で車から降りたジャックは、そのまま家の中へ。カーペットとランプの下を見ると、妄想であった血はそこになく、一安心。それでも、念には念をということか、スポンジと布巾、さらにはアルコール消毒を駆使して、徹底的な証拠隠滅にかかるジャック。床から、椅子のひじ掛けから、額縁と、なかなかお掃除が止められません……。
シリアル・キラーが主人公の映画でありながらも、どこかコメディチックな部分も垣間見える本映像。ジャックを演じたマット・ディロンも「イタリアを彼女と車で旅行しているとき、僕は脚本を読んだばかりでそれに取り憑かれていて、車を運転しながら脚本を思い出して、吹き出してしまったんだ。それで、この脚本はホラーとコメディの絶妙なミックスだということに改めて気づいたんだ。とにかく魅了されたよ(笑)」と、劇中に散りばめられたコメディ要素も本作の大きな魅力であることを語っています。
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『ハウス・ジャック・ビルト』(原題:The House That Jack Built)
監督・脚本/ラース・フォン・トリアー
出演/マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス
全米公開/2018年11月28日
映倫/R18+指定
日本公開/2019年6 月14日(金)新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国公開!
配給/クロックワークス、アルバトロス・フィルム
公式サイト
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