『トールキン　旅のはじまり』2019年8月30日公開決定！新場面写真が到着

Fan's Voice Staff

冒険ファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』三部作の原作者、J・R・R・トールキンの前半生を描く映画『トールキン　旅のはじまり』の日本公開日が8月30日（金）に決定！あわせて、新場面写真が到着しました。

3歳の時に父を亡くしたトールキンは、イギリスの田舎で母と弟と暮らしていましたが、母の急死で12歳で無一文の孤児になってしまいます。その身を案じた母の友人モーガン神父が後見人となり、名門キング・エドワード校に入学したトールキン。そこで初めて心を許せる3人の野心あふれる少年たちと出会い、「芸術で世界を変えよう」と誓い合います。やがて、16歳になったトールキンは、生涯を共にしたいと願う女性、エディスと出会いますが、神父に交際を厳しく禁じられます。さらに、世界大戦の勃発が、大切な仲間との絆さえも奪っていくのでした──。

発表から半世紀を超えても、世界中の人々に愛され、新たな読者を獲得し続けている傑作小説「ホビットの冒険」、そして「指輪物語」。魔法使い、ホビット、ドラゴン、神話上の生き物たちが行き交う胸躍る世界は、いったいどんな想像力から創り出されたのか。恐ろしい闇にのみこまれても、決して仲間を裏切らない美しい物語は、どんな心が生み出したのか。『トールキン　旅のはじまり』は、トールキンの知られざる少年時代と、波乱と激動の青年時代に迫る、実話を基にした感動のエンターテインメントです。

トールキン役には、『女王陛下のお気に入り』、『X-MEN』シリーズのニコラス・ホルト、彼のミューズとなるエディスには、『あと1センチの恋』のリリー・コリンズ、監督にはフィンランドが誇る注目の才能ドメ・カルコスキと、今後の映画界を牽引する気鋭のスタッフ・キャスト陣が大集結しています。

新たに到着した場面写真では、「ホビットの冒険」や「指輪物語」といった名作たちに影響を与えたといわれる、トールキンの鮮やかな前半生の様子が切り取られています。幼い頃から物語を創ることが好きだったというトールキンが筆を執って机に向かう姿、“アートで世界を変えよう！”と誓い合ったかけがえのない親友たちとの日々、トールキンが人生をかけて愛した初恋の相手であり、エルフのモデルにもなったエディスと仲を深めていく様子などが、穏やかなタッチで映し出されています。

同じ目的に向かう親友たちの関係や、リリー・コリンズ演じるエディスの美しさは、かの名作で描かれてきた仲間たちとの冒険や、エルフとの恋愛物語にも重なります。

トールキンが生んだ作品の大ファンだというカルコスキ監督は、「この映画では、彼が成長過程の中でどのように自分の想像力を構築していったのか、そしてその想像力を使い、私たちなど多くの世代が共感できるあの物語を、どのように作り上げたのかを描くように心がけた。私たちが知らなかった、彼の人生を知ることができると思う」と明かしています。

＝＝