『Les Misérables 』（原題）日本公開決定！カンヌ映画祭コンペ選出のラジ・リ監督長編デビュー作

Fan's Voice Staff

現在開催中の第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されている、フランスの新鋭ラジ・リ監督の長編デビュー作『Les Misérables 』（原題）が、日本公開されることが決定しました。

クエンティン・タランティーノやテレンス・マリック、ポン・ジュノらが名を連ねる今年のカンヌのコンペティション部門に選出された本作。かつて小説『レ・ミゼラブル』の舞台となり、現在も多くの低所得者を抱え、治安の悪さが社会問題となっているパリ郊外の地区「バンリュー」を舞台に、警察に入った男性が捜査していく過程で、人種や宗教、貧富の格差など、様々な問題を考えさせられる物語です。

これまでWEBドキュメンタリー作品を多く手掛けていたラジ・リ監督は、 1980年生まれの現在39歳。2017年に制作した同タイトルの短編作品は、翌2018年のセザール賞短編部門にもノミネート、その他数多くの賞を受賞しました。その短編作にインスパイアされて、満を持して長編映画化したのが、『Les Misérables』（原題）です。