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2019.05.23 13:05

マイク・リー監督『ピータールー マンチェスターの悲劇』日本版予告編が解禁!

  • Fan's Voice Staff

イギリスの名匠マイク・リー監督最新作『ピータールー マンチェスターの悲劇』の日本版予告編が解禁されました。

ヨーロッパ諸国を巻き込んだナポレオン戦争も、1815年のウォータールーの戦いを最後に、ようやく終結。だが、英国では勝利を喜ぶのも束の間、経済状況が悪化、労働者階級の人々は職を失い、貧しさにあえいでいた。彼らに選挙権はなく、あちこちで不満が爆発し、抗議活動が炸裂していた。1819年8月16日、マンチェスターのセント・ピーターズ広場で大々的な集会が開かれ、著名な活動家であるヘンリー・ハントが演説することになる。だがこれは、あくまで平和的に自分たちの権利を訴えるデモ行進になるはずだった。あろうことか、サーベルを振り上げた騎兵隊とライフルで武装した軍隊が、6万人の民衆の中へと突進するまでは──。

監督を務めたのは、カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『秘密と嘘』(96年)や、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『ヴェラ・ドレイク』(04年)などで知られる、英国の巨匠マイク・リー。「この事件は現代に通じる重要な史実である」と語ります。

英ガーディアン紙創刊のきっかけとなり、現代民主主義の原点ともいえる悲劇の物語を、200年の時を経て、大スペクタクルとして活写したリー監督は、徹底的なリサーチの重ねて脚本を執筆。この語り継がれるべき悲劇の物語を、3台のカメラを用いて圧巻の大スペクタクルとして撮影し、6万人の生と死を壮大、かつ壮麗な交響曲にまとめあげました。

予告編のナレーションを務めるのは、本作と同じく、昨年の第75回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に最新作『斬、』が出品された映画監督・塚本晋也。

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『ピータールー マンチェスターの悲劇』(原題:Peterloo)

監督/マイク・リー
出演/ロリー・キニア、マクシーン・ピーク、デヴィッド・ムースト、ピアース・クイグリー
2018年/イギリス/カラー/ビスタ/5.1ch/155分/字幕翻訳:牧野琴子

日本公開/2019年8月9日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 全国順次公開
配給/ギャガ
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