タロン・エジャトン主演『ロケットマン』カンヌでワールドプレミア!エルトン・ジョン本人も登場
- Fan's Voice Staff
現在開催中の第72回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で、伝説の英ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を映画化した『ロケットマン』のワールドプレミア上映が行われ、レッドカーペットに主演のタロン・エジャトン、監督のデクスター・フレッチャー、そして製作を務めたエルトン・ジョン本人をはじめとする豪華キャスト・スタッフ陣が登場。面々は、公式記者会見にも出席し、大勢の記者の前で本作の魅力を語りました。
フォトコール
レッドカーペット
現地時間5月16日(木)、各国から集まった約400名の記者と観客でひしめき合うレッドカーペット会場に、エルトン・ジョンを演じた主演のタロン・エジャトン、エルトンのマネージャーのジョン・リードを演じたリチャード・マッデン、エルトンの母シーラを演じたブライス・ダラス・ハワード、エルトンの子役時代を演じたキット・コナー、本作のメガホンを取ったデクスター・フレッチャー監督、そして本作に製作としても関わったエルトン・ジョン本人といった錚々たる面々が登場!
タロンはエルトンとハグを交わしたり、エルトンのほどけた靴紐を結びなおしてあげるなど、映画の制作を通して築き上げた仲の良さが垣間見える姿も。また会場に集まった大勢のファンからの歓声や記念撮影などにも快く応じる姿も見せました。
プレミア上映
続けて行われたプレミア上映に参加した一同。上映終了後、会場は約4分間に及ぶスタンディングオベーションとともに大歓声が響き渡り、またエルトン本人に向けても万雷の拍手が巻き起こりました。その様子に、感極まったタロンは涙を流し、エルトンも喜びを噛みしめながら、しっかりと肩を抱き合う場面も。
エルトンに歌詞を提供してきた長年のパートナーであるバーニー・トーピンをはじめ、リチャードやブライス、フレッチャー監督らも2人に拍手を送り、大盛り上がりの上映となりました。
さらにその後のアフターパーティーでは、エルトンがタロンと共に、本作のタイトルでもあり、劇中でタロンの歌声により披露される予定の名曲「ロケットマン」をデュエットで披露!ピアノを弾きながら満面の笑みで歌うエルトンと、負けじと持ち前の美声を響かせるタロン。アイコンタクトを取りながら、楽し気にパフォーマンスする2人の姿に会場も釘付けとなりました。
Their gift is his song, and this one’s for you. 🎶 Watch @EltonOfficial and @TaronEgerton sing “Rocket Man” at the #Rocketman Cannes Gala Party. #Cannes2019 pic.twitter.com/i3KBE1ePVn
— Rocketman (@rocketmanmovie) 2019年5月17日
公式会見
昨年の大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーの最新作であり、題材となった伝説のミュージシャン、エルトン・ジョン本人も製作に入っていることからも熱い注目が集まっている本作。前日に行われたプレミア上映で、映画を鑑賞した映画評論家らからも絶賛の声が続出しているということもあり、現地時間5月17日(金)に行われた公式会見には200人を超える大勢のマスコミ陣が押しかけました。
MCに呼び込まれ、会見場に登壇したのは、タロン・エジャトン、リチャード・マッテン、ブライス・ダラス・ハワード、デクスター・フレッチャー監督。記者たちからは次々に質問が飛び交い、監督のデクスター・フレッチャーはエルトン・ジョンの存在について「エルトンはこの映画の、原動力だよ。脚本はエルトンの口述から生まれたものだから。彼はアーティストして長いあいだ共作をやってきた。だから寛大かつ理解ある態度で、僕らに作りたいように映画を作る自由をくれたんだ。彼がこの映画を気に入ってくれたというのは僕らにとってとても重要なんだ」と語りました。
エルトンを演じたタロン・エジャトンは世界的な音楽レジェンドを演じた経験について「エルトンは世界中から愛されている現象、みたいな存在なんだ。多くの人が自分の一部だと感じている。自分の人生の思い出の一部としてエルトンの曲を覚えているんだよ。だから彼を演じるのは栄誉だったよ」と語り、昨晩の公式上映について「公式上映のあった昨晩は、間違いなく僕の人生にとって最高の瞬間だった。(涙ぐんだことに対し)ちょっと感情的になりすぎちゃったかな(笑)」と、喜びを語りました。
リチャード・マッデンは、彼の演じたジョン・リードについて、「映画の中では悪役的な存在だけれど、ジョンには魅力的な男でカリスマもあったんだ。彼を知っている人なら誰もがそう言っているんだ」と自らの役柄を分析しました。
エルトンの母シーラを演じたブライス・ダラス・ハワードは、「この映画は物語と音楽、両方を提供してくれる最高のスペクタクルだと思うわ。一人でみるより大勢で体験してほしいわ」と、本作の持つ劇場体験としての完成度の高さに自信をのぞかせました。
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『ロケットマン』(原題:Rocketman)
監督/デクスター・フレッチャー
脚本/リー・ホール
製作/マシュー・ヴォーン、エルトン・ジョン
キャスト/タロン・エジャトン(タロン・エジャトン)、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン
全米公開/2019年5月31日(予定)
日本公開/2019年8月23日(金) 全国ロードショー!
配給/東和ピクチャーズ
公式サイト
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