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2019.05.14 6:00

グザヴィエ・ボーヴォワ監督『田園の守り人たち』日本版予告編が解禁

  • Fan's Voice Staff

『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したグザヴィエ・ボーヴォワ監督が、第一次大戦下のフランスで、出征した男たちに代わり、必死に農場を守り続けた三人の女たちを描いた映画『田園の守り人たち』の日本版予告編が解禁されました。

1915年、第一次世界大戦下のフランス。ミレーの絵画を思わせる美しい田園風景。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスは、やはり夫を戦場にとられている娘ソランジュとともに、冬を前に種まきに備えなければなりません。オルタンスに雇い入れられた若い働き手フランシーヌは、家族同然に暮らし始めます。女たちだけでなく、前線から一時休暇で帰ってくる次男ジョルジュもまた、慎ましやかなフランシーヌに惹かれていきます──。

ナタリー・バイ(左)とローラ・スメット

出演は、フランスを代表する女優ナタリー・バイとその娘ローラ・スメットが、実際に母と娘の役を演じ、映画初共演。本作で発掘された新星イリス・ブリーの演技も鮮烈な印象を残します。

イリス・ブリー

撮影監督には名手キャロリーヌ・シャンプティエを起用。音楽監督は、惜しくも今年1月に86歳で逝去したミシェル・ルグラン。『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』など数々の映画音楽を手がけ、ジャズメンとしても活躍。アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞など数限りない栄誉に輝く巨匠によるスコアが、男たちの銃後を守る女たちの戦いと、寡黙な彼女たちの胸に渦巻く思いを、静謐な田園風景の中に鮮やかに浮かび上げました。

グザヴィエ・ボーヴォワ監督(左)

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『田園の守り人たち』(英題:The Guardians)

1915年、第一次世界大戦下のフランス。ミレーの絵画を思わせる美しい田園風景。2人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスは、やはり夫を戦場にとられている娘ソランジュとともに、冬を前に種まきに備えなければならない。オルタンスは若い働き手フランシーヌを雇い入れる。誠実な彼女は女主人の信頼を得て、家族同然に暮らし始める。女たちだけでなく、前線から一時休暇で帰ってくる次男ジョルジュもまた慎ましやかなフランシーヌに惹かれてゆくが……。

監督/グザヴィエ・ボーヴォワ
原作/エルネスト・ペロション
撮影/キャロリーヌ・シャンプティエ
音楽/ミシェル・ルグラン
出演/ナタリー・バイ、ローラ・スメット、イリス・ブリー
2017年/フランス・スイス合作/仏語/シネスコ/原題:Les Gardiennes/135分/日本語字幕:岩辺いずみ

日本公開/2019年7月6日(土)岩波ホールほか全国順次公開
提供/ニューセレクト
配給/アルバトロス・フィルム
公式サイト
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