※募集終了【6月7日開催】『COLD WAR あの歌、2つの心』Fan’s Voice独占最速試写会 参加者募集
- Fan's Voice Staff
冷戦下、時代に翻弄される恋人たちの姿を美しいモノクロ映像と名歌で描き出した、パヴェウ・パヴリコフスキ監督最新作『COLD WAR あの歌、2つの心』が6月28日(金)に全国公開されます。
1949年、東西冷戦の影響が色濃く出始めていた共産主義政権下のポーランドで、歌手を夢見るズーラ(ヨアンナ・クーリク)は、民族音楽舞踏団“マズレク”のオーディションでピアニスト・ヴィクトル(トマシュ・コット)に出会います。瞬く間に激しい恋に落ちる2人。その後マズレクの花形として舞台で輝き続けるズーラでしたが、西側の自由な音楽・ジャズへの渇望が止まないヴィクトルは、ズーラとともにジャズが自由に演奏できるパリ(西側)への亡命を決意。しかし、冷戦の時代は容赦無く2人を引き裂いていく──。
「結局、大きな疑問は、永遠に続く愛の可能性はあるのか?愛は、人生を、歴史を、この世界を超越することができるのか?」とパヴリコフスキ監督が語るように、ポーランド・ベルリン・ユーゴスラビア・パリを舞台に、過酷ながらもドラマティックでもあった時代に音楽で結ばれ、互いへの燃え上がる愛だけは貫こうとする二人を美しく情熱的に描いた本作。2018年5月の第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞し、2019年2月に授賞式が開催された第91回アカデミー賞では、外国語映画賞、撮影賞に加え、外国語映画ながらも監督賞にノミネートされ、大きな注目を浴びました。
劇中に流れる印象的な歌「Dwa serduzka」(ドゥヴァセルドゥシカ=2つの心)は、ポーランドの伝統音楽と舞踏を継承する実在の楽団で、“マズレク”のモデルとなった“マゾフシェ”が長く歌い繋いできた、スタンダードナンバー。冒頭のオーディションでズーラが歌う際は東側の象徴である純粋なポーランド民謡として、パリのジャズバーで歌う際は、当時東側では禁止されていた西側の音楽・ジャズにアレンジして登場。本楽曲が形を変えながら何度も登場することで、ズーラとヴィクトルの関係性や時代の変化をあらわすメタファーとして表現され、本作ではズーラとヴィクトルに次いで「3人目の主人公」と言われるほどの重要な役割を担います。
ポーランド出身のパヴェウ・パヴリコフスキ監督は、前作『イーダ』(13年)で第87回アカデミー賞外国語映画賞を受賞、5月14日(金)に開幕した第72回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門の審査員を務めています。
日本公開に先駆け、6月7日(金)に都内で本作の最速試写会をFan’s Voice独占で開催します。参加ご希望の方は次の通りご応募ください。応募多数の場合は、抽選とさせていただきますのでご了承ください。
【応募方法】
次の3ステップを完了してください。
①「Fan’s Voice」公式Twitterアカウントをフォローする(@FansVoiceJP)
②「Fan’s Voice」によるこちらのツイートをリツイート(RT)する
③下記応募フォームへ必要事項を記入・送信
【応募締切】
第一次締切:2019年5月22日(水)23時59分
第二次締切:2019年5月31日(金)23時59分
※第一次締切時点で、募集枠半数分の当選者を抽選にて決定します。残りの半数は、第二次締切時に抽選を行います。第一次締切の抽選で落選した方は、第二次締切時も抽選の対象とさせていただきます。
『COLD WAR あの歌、2つの心』Fan’s Voice独占最速試写会
日時:2019年6月7日(金)18:30開場/19:00開映
会場:キノフィルムズ試写室(東京・六本木)
募集人数:60名(同伴なし;当選者本人のみ参加可)
※上映時間:88分
【ご注意事項】
・第一次締切分のご当選者には、5月23日以降にメールでご連絡いたします。
・第二次締切分のご当選者には、6月1日以降にメールでご連絡いたします。
・当選者ご本人さまのみご参加いただけます。同伴の方はご入場いただけません。
・ご応募は、日本在住の方に限らせていただきます。興行、配給および広告宣伝プロモーション、媒体従事者を含む業界関係者はご参加になれません。ほか応募内容に不明な点がある場合、不正行為が確認または疑われる場合は応募および当選を無効とすることがあります。
・20歳未満の方は保護者の同意を得てからご応募ください。13歳未満の方はご応募いただけません。
・上映中の写真撮影、動画撮影、録音行為はいかなる場合でも禁止いたします。
・開映後の入場は、いかなる理由がございましてもお断りいたします。
・会場までの交通費及び個人的な飲食・宿泊費等は、当選者様ご自身のご負担となります。また、移動中及び会場内での事故等のトラブルについての責任は負いかねます。
・本イベントに応募される方は、本記事の記載事項および応募規約に同意されたものとみなします。
・その他、本イベントへのご参加にあたっては、主催者の指示及び会場のルールに従っていただきます。
・都合により、予告なく本募集概要やイベントが変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。
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『COLD WAR あの歌、2つの心』(英題:Cold War)
ピアニストのヴィクトルと歌手志望のズーラはポーランドの音楽舞踏学校で出会い、愛し合うようになる。冷戦中、ヴィクトルは政府に監視されるようになり、ベルリンでの公演時、パリに亡命する。歌手になったズーラは公演活動で訪れたパリやユーゴスラビアでヴィクトルと再会する。ズーラは彼とパリに住み始めるが、やがてポーランドに戻ってしまい、ヴィクトルも後を追う。二人の愛は結ばれるのだろうか…。
監督/パヴェウ・パヴリコフスキ
脚本/パヴェウ・パヴリコフスキ、ヤナッシュ・クヲウァツキ、ピヨトル・バルコフスキ
撮影/ウカシュ・ジャル
出演/ヨアンナ・クーリグ、トマシュ・コット、アガタ・クレシャ、ボリス・シィツ、ジャンヌ・バリバール、セドリック・カーン、他
2018年/ポーランド・イギリス・フランス/ポーランド語・フランス語・ドイツ語・ロシア語/モノクロ/スタンダード/5.1ch/88分/DCP/G/日本語字幕:吉川美奈子/原題:Zimna wojna
日本公開/2019年6月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国公開
配給/キノフィルムズ/木下グループ
後援/ポーランド広報文化センター