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2019.05.14 20:00

バリー・コーガンが『アメリカン・アニマルズ』の魅力を語るインタビュー映像が到着

  • Fan's Voice Staff

大学生4人が時価12億円のヴィンテージ本を狙った前代未聞の強盗事件を描く映画『アメリカン・アニマルズ』より、メインキャストの一人バリー・コーガンのインタビューを収めた特別映像が到着しました。

『アメリカン・アニマルズ』は、2004年アメリカ・ケンタッキー州のトランシルヴァニア大学で実際に起きた事件を描いたクライムムービー。狙うのは図書館に保管された12憶円のヴィンテージ本。犯罪初心者の彼らは、『レザボア・ドッグス』や『オーシャンズ11』など、往年の犯罪映画をお手本に強盗計画を企てていきます。

ドキュメンタリー映画『The Imposter』で英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞したバート・レイトン監督が描く本作は、実際の犯人が犯人役として映画に登場するという驚きの演出で、他の犯罪映画と一線を画します。エヴァン・ピーターズやバリー・コーガンなどの俳優陣が事件当時の彼らを演じ、現在から過去を振り返るという形で犯人本人たちがそれぞれのエピソードを語っていきます。

バリー・コーガンが演じたのは、強盗計画を企てる大学生4人組の中で一番の小心者でありながら、トランシルヴァニア大学の特別収集品図書館に納められた希少本の強盗話を持ち掛ける張本人のスペンサー・ラインハード。

クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』や、ヨルゴス・ランティモス監督の『聖なる鹿殺し』などで、その強烈な存在感と個性を見せつけたバリー。画家になることを目標に平穏な学生生活を送っているものの、自分には何かが足りないと思い悩むスペンサーの役どころについて、「彼はアーティストだ。外の世界とのつながりを求めていた。だが彼は善悪の間で葛藤していたんだ」と分析。本作の魅力については、「劇中で本人が登場して、またドラマに戻る瞬間が好きなんだ」とコメントしています。

「オレたちは待っていた。何かが起こる日を。やるか、やらないか。何かが起これば特別な人生になる」というスペンサーたちが話す通り、若者の心の叫びを代弁しているかのような彼らのセリフや行動にも注目です。

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『アメリカン・アニマルズ』(原題:American Animals)

監督・脚本/バート・レイトン
出演/エヴァン・ピーターズ、バリー・コーガン、ブレイク・ジェナー、ジャレッド・アブラハムソン
2018年/アメリカ・イギリス/116分/スコープサイズ/5.1ch 

日本公開/2019年5月17日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー!
提供/ファントム・フィルム、カルチュア・パブリッシャーズ
配給/ファントム・フィルム
公式サイト
© AI Film LLC/Channel Four Television Corporation/American Animal Pictures Limited 2018