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2019.03.29 17:00

『ゴールデン・リバー』7月5日公開決定!日本版本予告が解禁

  • Fan's Voice Staff

ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)及び「フランスのアカデミー賞」と言われるセザール賞にて4冠(監督賞・撮影賞・美術賞・音響賞)を受賞、世界的に権威あるイギリスの文学賞の1つである“ブッカー賞”の最終候補作にもなり、様々なミステリ・ベスト10入りも果たすなど、世界中の読者に衝撃を与えたパトリック・デウィットの原作を基に映画化された、ジャック・オーディアール監督最新作『ゴールデン・リバー』の日本公開日が7月5日(金)に決定し、日本版本予告映像が解禁されました。

映像は、いつも冷酷に殺しの仕事をこなす兄・イーライ(ジョン・C・ライリー)が、女性に対しては奥手であることを弟・チャーリー(ホアキン・フェニックス)にからかわれてムキになって言い返す、一風変わった兄弟喧嘩のシーンから始まります。二人がある日、政府からの内密な依頼で連絡係(ジェイク・ギレンホール)とともに追うことになったのは、黄金を探す化学式を知る化学者(リズ・アーメッド)。居場所を突き止めた連絡係は兄弟に知らせようとしますが、「黄金によって暴力に支配されない社会を作りたい」という化学者の言葉に心酔、逃亡に協力することに。

その後、連絡係の裏切りに感づいた兄弟が彼らを追いかけるも、「黄金の半分は君たちにやる」という化学者の言葉に惑わされ、結果、4人はそれぞれの思惑を抱きながら、手を組むことに。化学者が発明した“預言者の薬”と呼ぶ液体を川に流し込むことで、沈んでいた黄金が光り輝き、簡単に黄金を探すことができることを知り、歓喜する3人。しかし、この時すでに“黄金”は彼らの運命を少しずつ狂わせ始めていた……。

「弟は親父を殺している」と告白する兄、「一緒に逃げよう」と化学者に提案する連絡係、「俺は殺されるのか?」と思い悩む化学者。トラウマ、憧憬、疑心、そしてかすかな友情。欲望が生みだす様々な感情が人の心を翻弄していくサスペンスドラマに、目が離せません!

本作はジャック・オーディアール監督初の英語作品でもあり、キャストは『シカゴ』のジョン・C・ライリー、『ザ・マスター』のホアキン・フェニックス、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、『ヴェノム』のリズ・アーメッドと、実力派が勢揃い。愛おしさをにじませるキャラクターの掘り下げなど、ジャック・オーディアール監督は西部劇ジャンルに新しさを与え、“一攫千金ウェスタンサスペンス”がここに誕生しました。

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『ゴールデン・リバー』(原題:The Sisters Brothers)

時はゴールドラッシュ。普通を夢見る兄と、裏世界でのし上がりたい弟は最強と呼ばれる殺し屋。政府の内密な依頼で偵察係と追うことになったのは黄金を見分ける化学式をみつけた化学者。しかし黄金に魅せられた4人は手を組むことになり―。トラウマ、憧憬、疑心、かすかな友情。組むはずではなかった4人の思惑が交錯し、思いがけないラストへと加速する傑作サスペンスドラマ。

監督/ジャック・オーディアール『君と歩く世界』
原作/「シスターズ・ブラザーズ」パトリック・デウィット (創元推理文庫刊)
出演/ジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッド

日本公開/2019年7月5日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
配給/ギャガ
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